決算ノート
7186東証プライム銀行持株会社(横浜銀行・東日本銀行・神奈川銀行)

2027年3月期 第1四半期 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

横浜銀行などを傘下に持つ横浜フィナンシャルグループの2027年3月期第1四半期(4〜6月)は、金利上昇に伴う貸出金利息の増加で、経常収益が前年同期比15.9%増の1,309億円、経常利益が18.6%増の454億円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は18.4%増の320億円で、第1四半期として4期連続の増益。円債の売却などポートフォリオ改善に伴う損失も計上した。通期予想(純利益1,290億円)と年47円の配当予想は据え置いた。

経常収益

130,998百万円

+15.9%

経常利益

45,462百万円

+18.6%

親会社株主に帰属する四半期純利益

32,028百万円

+18.4%

貸出金

17兆6,873億円

前期末比+199億円

預金

20兆2,642億円

前期末比△6,129億円

ハイライト

  • 経常収益は130,998百万円(前年同期比+15.9%)、経常利益は45,462百万円(+18.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は32,028百万円(+18.4%)。純利益は第1四半期として4期連続の増益
  • 金利環境の改善で貸出金利息が増え、資金運用収益が伸びた
  • 経常費用は855億円(前年同期比+109億円)。預金利息の増加に加え、ポートフォリオ改善のための円債の売却や投資信託の解約に伴う損失を計上した
  • 貸出金は17兆6,873億円(前期末比+199億円)、預金は20兆2,642億円(同△6,129億円)、有価証券は3兆341億円(同△434億円)
  • 通期予想は据え置き。経常利益191,500百万円(前期比+23.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益129,000百万円(+21.1%)
  • 配当は年47円(中間23円・期末24円)の予想。前期は年38円
  • 総資産は25,082,919百万円、純資産は1,469,601百万円。自己資本比率(規制上の比率ではない)は5.8%

財政状態

総資産

25,082,919百万円

純資産

1,469,601百万円

自己資本比率

5.8%

次期業績予想

決算期経常利益親会社株主に帰属する当期純利益1株当たり配当金
2027年3月期 通期予想(据え置き)191,500百万円+23.5%129,000百万円+21.1%47円前期38円

注目ポイント

日銀の利上げで貸出の金利が上がり、銀行の本業である貸出の利息収入が増えた。預金に払う利息も増えているが、収入の伸びがそれを上回り、純利益は2割近く伸びた。

一方で、利回りの低い国債などを売って入れ替える際の損失も計上している。金利の上昇局面で、将来の収益を高めるための前向きな整理とみられる。

会社は通期で2割増益を見込み、配当も前期から9円増やす予定だ。第1四半期の純利益は通期予想の約25%(当社試算)で、計画どおりの進み具合といえる。預金が減っている点は引き続き注視したい。

出典:株式会社横浜フィナンシャルグループ「2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年8月5日)」(2026年8月5日開示)

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