8276東証プライムスーパーマーケット(滋賀県を中心とする近畿・北陸・東海)、小売周辺事業
2027年2月期 中間期 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
滋賀県地盤のスーパー、平和堂の2027年2月期中間期(2026年2月21日〜8月20日)は、既存店の伸びや前年に開いた5店舗の成長で営業収益が前年同期比3.1%増の2,304億円となった。一方、前年の米の需給ひっ迫や値上げの反動で粗利益率が下がり、営業利益は17.1%減の56億円、親会社株主に帰属する中間純利益は27.0%減の35億円だった。通期予想(営業利益143億円、+7.4%)と年66円の配当予想は据え置いた。
営業収益
230,489百万円
+3.1%営業利益
5,665百万円
△17.1%経常利益
6,190百万円
△17.6%親会社株主に帰属する中間純利益
3,580百万円
△27.0%自己資本比率
62.2%
前期末62.5%ハイライト
- 営業収益は230,489百万円(前年同期比+3.1%)、営業利益は5,665百万円(△17.1%)、経常利益は6,190百万円(△17.6%)、親会社株主に帰属する中間純利益は3,580百万円(△27.0%)
- 既存店の伸び、前年に開店した5店舗の成長、子会社のヤナゲンとエールの吸収合併で、平和堂単体の営業収益は214,854百万円(+4.8%)に増えた
- 一方、前年の米の需給ひっ迫や商品値上げの反動で粗利益率が下がり、平和堂単体の営業利益は4,172百万円(△19.9%)
- 小売事業は営業収益218,225百万円(+3.1%)、経常利益7,748百万円(+13.3%)。書籍・フィットネスのダイレクト・ショップは黒字に転じた。中国湖南省の百貨店は元ベースで減収減益
- 小売周辺事業は営業収益3,580百万円(+3.8%)、経常利益958百万円(+8.5%)。惣菜・米飯製造のベストーネが増収増益
- 子育て世代向けの価格強化やアプリの活用、ネットスーパーなど新しい販路の拡大、物流改革などのコスト構造改革を進めている
- 通期予想は据え置き。営業収益478,000百万円(前期比+4.8%)、営業利益14,300百万円(+7.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益9,800百万円(+4.1%)。配当は年66円(中間33円・期末33円)の予想
- 総資産は320,355百万円、純資産は201,512百万円、自己資本比率は62.2%
財政状態
総資産
320,355百万円
純資産
201,512百万円
自己資本比率
62.2%
次期業績予想
| 決算期 | 営業収益 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年2月期 通期予想(据え置き) | 478,000百万円+4.8% | 14,300百万円+7.4% | 15,200百万円+4.1% | 9,800百万円+4.1% |
注目ポイント
売上は伸びたものの、利益は2割近く減った。前年は米の品薄や値上げで利益率が上がっていたが、その反動で今期は粗利益率が下がった。人件費や物流費の上昇も続いている。
会社は通期では営業増益を見込み、予想を据え置いた。中間期の減益を踏まえると、下期に利益を大きく取り戻す計画で、その達成は簡単ではない。
価格を抑えて子育て世代の支持を集める戦略と、利益率の確保をどう両立させるかが焦点になる。