9160東証スタンダードブライダル事業(ゲストハウス型婚礼施設の運営、婚礼衣裳、レストラン)、レストラン特化型事業、建築不動産事業
増収増益
2026年12月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー
サマリー
ブライダル大手のオンザページ(旧ノバレーゼ、連結、IFRS)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、4月に経営統合したエスクリの業績が加わり、売上収益が前年同期比73.2%増の168億7百万円、営業利益が同49.7%増の7億35百万円となった。親会社の所有者に帰属する中間利益は同47.1%増の3億18百万円。広告宣伝費などが計画を下回り、利益は中間期予想(営業利益2億69百万円)を大きく上回ったが、下期に利益が偏ることや投資の積み増しの可能性から通期予想は据え置いた。
売上収益
16,807百万円
+73.2%営業利益
735百万円
+49.7%税引前利益
361百万円
+29.1%親会社の所有者に帰属する中間利益
318百万円
+47.1%親会社所有者帰属持分比率
19.3%
前期末27.5%ハイライト
- 売上収益は16,807百万円(前年同期比+73.2%)、営業利益は735百万円(+49.7%)、税引前利益は361百万円(+29.1%)、親会社の所有者に帰属する中間利益は318百万円(+47.1%)。2026年4月1日にエスクリを吸収合併しており、前年同期は旧ノバレーゼの実績
- 中間期予想(売上収益16,787百万円、営業利益269百万円、中間利益13百万円)に対し、施行組数が堅調で売上収益は計画どおり、広告宣伝費などの販管費が計画を下回り、営業利益は予想を173.3%上回った
- 4月に富山市の婚礼施設「アマンダンピーク」を開業した。2027年1月に名古屋市「フレアージュ栄」、5月に軽井沢での開業を予定している。平日には婚礼施設を使ったビアガーデンなどで施設の活用を進めている
- 財政状態は、統合で資産合計が71,685百万円(前期末36,823百万円)に増え、資本合計13,855百万円、親会社所有者帰属持分比率19.3%(前期末27.5%)
- 通期予想は変更なし。売上収益42,789百万円(+94.1%)、営業利益3,000百万円(+33.5%)、当期利益1,640百万円(+30.5%)。中間期の進捗率は売上収益39.3%、営業利益24.5%(当社試算)。会社は下期に利益が偏るビジネスモデルであることと、投資費用を積み増す可能性を理由に据え置いた。配当は無配の予想
財政状態
資産合計
71,685百万円
資本合計
13,855百万円
親会社所有者帰属持分比率
19.3%
次期業績予想
| 決算期 | 売上収益 | 営業利益 | 税引前利益 | 親会社の所有者に帰属する当期利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年12月期 通期予想(変更なし) | 42,789百万円+94.1% | 3,000百万円+33.5% | 2,480百万円+34.1% | 1,640百万円+30.5% |
注目ポイント
エスクリとの統合で売上はほぼ倍の規模になり、中間期の利益は予想を大きく上回った。施行組数は計画どおりに推移し、広告宣伝費などの費用が計画を下回ったことが上振れの主因だ。
一方で、会社は通期予想を据え置いた。婚礼は秋に需要が集中し、利益が下期に偏る事業であることに加え、成長投資を積み増す可能性を理由に挙げている。費用の抑制が計画的なものか、支出の先送りなのかは下期の数字で見極める必要がある。
統合で資産は倍増し、資本比率は2割を切った。統合による相乗効果で秋の繁忙期に計画どおり利益を上げ、財務の厚みを取り戻せるかが焦点になる。