決算ノート
9218東証グロースメンタルヘルスソリューション事業(産業医の役務提供とクラウド健康管理「ELPIS」を組み合わせた「産業医クラウド」)、メディカルワークシフト事業(医療従事者・医療事務の人材サービス)

2025年12月期 通期 決算サマリー

サマリー

企業向けに産業医サービスとクラウド型の健康管理システムを提供するメンタルヘルステクノロジーズ(連結)の2025年12月期(2025年1〜12月)は、「産業医クラウド」の契約拡大と新たに設けた医療人材サービスの寄与で、売上高が前期比25.3%増の64億35百万円、営業利益が同445.6%増の5億98百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益は2億54百万円(前期は29百万円の損失)。第3四半期に通期予想を下方修正していた。初配当として年10円を実施し、3月31日にインクルード社の子会社化を踏まえた2026年12月期の予想(売上高92億52百万円、営業利益7億円)を公表した。

売上高

6,435百万円

+25.3%

営業利益

598百万円

+445.6%

経常利益

438百万円

前期39百万円

親会社株主に帰属する当期純利益

254百万円

前期△29百万円

年間配当

10円

前期無配

自己資本比率

25.5%

前期末23.6%

ハイライト

  • 売上高は6,435百万円(前期比+25.3%)、営業利益は598百万円(+445.6%)、経常利益は438百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は254百万円(前期は29百万円の損失)。第3四半期に売上・利益が計画を下回り通期予想を下方修正したが、ストック型の収益構造に戻り増収増益となった
  • メンタルヘルスソリューション事業は「産業医クラウド」が伸び、売上高3,053百万円(+19.0%)、セグメント利益890百万円(+35.4%)
  • 医療従事者と医療事務人材のサービスを「メディカルワークシフト事業」として新たにセグメント化し、売上高3,269百万円、セグメント利益265百万円
  • 財政状態は、総資産5,368百万円、純資産1,566百万円、自己資本比率25.5%。営業CFは631百万円の収入、現金及び現金同等物は1,492百万円
  • 配当は期末10円(配当性向40.7%)で初配当。2026年12月期も10円を予想
  • 2026年12月期の予想は、インクルード株式会社の株式100%取得(2026年3月31日)を控えて決算発表時は未定とし、3月31日に公表した。売上高9,252百万円(+43.8%)、営業利益700百万円(+17.0%)、経常利益528百万円(+20.6%)、純利益286百万円(+12.5%)
  • 中期経営計画「MHT100/20-25」は、2027年12月期に売上高100億円、営業利益20〜25億円を目標としている

財政状態

総資産

5,368百万円

純資産

1,566百万円

自己資本比率

25.5%

現金及び現金同等物

1,492百万円

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2026年12月期 通期予想(3月31日公表)9,252百万円+43.8%700百万円+17.0%528百万円+20.6%286百万円+12.5%

注目ポイント

産業医サービスとクラウドを組み合わせた主力事業が伸び、営業利益は前期の5倍以上に回復した。前期に落ち込んだ利益は、継続課金型の収益構造に戻したことで持ち直した。ただ、第3四半期には計画を下回り予想を下方修正しており、計画の精度には課題を残した。

医療人材サービスは新たに独立したセグメントとなり、売上の半分近くを占める規模に育った。3月にはインクルード社を買収し、2026年12月期は売上を4割以上伸ばす計画だ。

初配当に踏み切った一方、自己資本比率は25%程度と高くない。買収による規模拡大と、利益率の高い産業医クラウドの成長をどう両立させるかが焦点になる。

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出典:株式会社メンタルヘルステクノロジーズ「2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)/同 決算説明資料/2026年12月期業績予想に関するお知らせ(2026年3月31日)」(2026年2月13日開示)

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