9218東証グロースメンタルヘルスソリューション事業(産業医の役務提供とクラウド健康管理「ELPIS」を組み合わせた「産業医クラウド」)、メディカルワークシフト事業(医療従事者・医療事務の人材サービス)
2026年12月期 第1四半期 決算サマリー
サマリー
企業向けに産業医サービスとクラウド型の健康管理システムを提供するメンタルヘルステクノロジーズ(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、両事業の伸びで売上高が前年同期比20.3%増の17億47百万円となった一方、株主優待制度の創設に伴う個人株主の急増による費用やインクルード社の取得手数料で、営業利益は同16.2%減の1億7百万円となった。中期経営計画を見直し、目標年度を2028年12月期に1年延ばし、売上高目標を150億円に引き上げた。
売上高
1,747百万円
+20.3%営業利益
107百万円
△16.2%経常利益
94百万円
△20.7%親会社株主に帰属する四半期純利益
54百万円
△22.1%メンタルヘルスソリューション事業 セグメント利益
238百万円
+17.9%自己資本比率
22.9%
前期末25.5%ハイライト
- 売上高は1,747百万円(前年同期比+20.3%)、営業利益は107百万円(△16.2%)、経常利益は94百万円(△20.7%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は54百万円(△22.1%)
- 株主優待制度の創設で個人株主が急増したことに伴う費用と、インクルード株式会社の取得に係る一時的な手数料を計上した
- メンタルヘルスソリューション事業は売上高822百万円(+16.2%)、セグメント利益238百万円(+17.9%)。メディカルワークシフト事業は売上高906百万円(+27.6%)、セグメント利益57百万円(△14.8%)
- 中期経営計画「MHT100/20-25」を修正し、目標年度を2027年12月期から2028年12月期に1年延ばした。売上高目標は100億円から150億円に引き上げ、営業利益目標は旧計画の下限の20億円とした。目標は既存事業の内部成長のみを前提としている
- 財政状態は、総資産5,802百万円、純資産1,525百万円、自己資本比率22.9%
- 通期予想は3月31日公表から変更なし。売上高9,252百万円(+43.8%)、営業利益700百万円(+17.0%)、純利益286百万円。第1四半期の進捗率は売上高18.9%、営業利益15.4%(当社試算)。配当は期末10円の予想
財政状態
総資産
5,802百万円
純資産
1,525百万円
自己資本比率
22.9%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年12月期 通期予想(変更なし) | 9,252百万円+43.8% | 700百万円+17.0% | 528百万円+20.6% | 286百万円+12.5% |
注目ポイント
主力の産業医クラウドは増収増益を続けたが、株主優待の創設で個人株主が急増したことに伴う費用や、買収関連の手数料がかさみ、全社では減益となった。いずれも一時的な要素が大きい。
会社は中期経営計画を見直し、売上目標を150億円へ大きく引き上げる一方、達成時期を1年先送りし、営業利益目標は従来の下限にそろえた。前期に予想を下方修正した経験を踏まえ、利益目標を慎重に置き直した形だ。
通期予想に対する進捗は2割に届かない(当社試算)。買収した子会社の業績が加わる第2四半期以降に、計画どおり利益を積み上げられるかが焦点になる。