決算ノート
9565東証eスポーツ(イベント運営・キャスティングなどのエージェンシー)

2026年6月期 通期(8か月決算) 決算サマリー

サマリー

eスポーツのイベント運営などを手がけるGLOE(連結)の2026年6月期(2025年11月〜2026年6月の8か月決算)は、売上高19億23百万円、営業利益25百万円、経常利益18百万円、親会社株主に帰属する当期純損失11百万円となった。決算期を10月末から6月末に変更したため、前期との比較はない。期中の予想(営業損失1億12百万円、純損失1億31百万円)に比べ、営業損益は黒字で着地した(当社試算)。本社オフィスの集約で固定費を抑えた。2027年6月期は売上高32億90百万円、営業利益24百万円を見込む。

売上高

1,923百万円

営業利益

25百万円

経常利益

18百万円

親会社株主に帰属する当期純利益赤字

△11百万円

売上総利益率

27.6%

前期(12か月)28.6%(当社試算)

自己資本比率

35.5%

前期末29.7%

ハイライト

  • 決算期を10月31日から6月30日に変更したため、当期は2025年11月〜2026年6月の8か月決算で、前期(12か月)との増減率は開示されていない。売上高は1,923百万円、営業利益は25百万円、経常利益は18百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は11百万円(1株当たり△4.07円)
  • 期中の予想(2026年2月9日公表、8か月決算)は売上高1,904百万円、営業損失112百万円、経常損失116百万円、純損失131百万円だった。実績は売上高が予想を上回り、営業損益・経常損益は黒字、純損失も予想より小さかった(当社試算)
  • 中間期(2025年11月〜2026年4月)の営業利益は63百万円だったため、2026年5〜6月の2か月の営業損益は約38百万円の損失、親会社株主に帰属する純損益は約27百万円の損失となる計算(当社試算)
  • 「eスポーツ・イベントサービス」は、ゲームメーカー主催の大規模公式大会、インフルエンサー主催イベント、自治体と連携した地域振興案件、海外パブリッシャーからの受注など幅広い案件を受注した。「エージェンシーサービス」はインフルエンサーマーケティングやキャスティングに加え、コミュニティ・SNSマーケティングやOOH広告にも取り組んだ
  • コスト面では本社オフィスの集約で地代家賃などの固定費を抑えた一方、のれん償却額15百万円を計上し、人材採用と研究開発への投資を続けた
  • 財政状態は、総資産1,321百万円(前期末比△293百万円)、純資産502百万円、自己資本比率35.5%(前期末29.7%)。売掛金が123百万円、買掛金が188百万円減った。営業CFは15百万円の収入、現金及び現金同等物は429百万円
  • 2027年6月期の予想は売上高3,290百万円、営業利益24百万円、経常利益22百万円、純利益15百万円。会社はゲームコミュニティと企業をつなぐマーケティング事業組織への変容を進め、サービス開発と人材への投資を続けるとしている。配当は無配を予想

財政状態

総資産

1,321百万円

純資産

502百万円

自己資本比率

35.5%

現金及び現金同等物

429百万円

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年6月期 通期予想(12か月)3,290百万円24百万円22百万円15百万円

注目ポイント

eスポーツのイベント運営を主力とする同社は、決算期の変更で8か月間となった今期を営業黒字で終えた。期中は1億円強の営業赤字を予想していたが、上期に稼いだ利益を残り2か月の赤字で失いきることはなかった(当社試算)。

中間決算の時点では、予想どおりなら5〜6月の2か月で1億7千万円程度の営業赤字を出す計算になっていた。実際の同期間の赤字は4千万円弱にとどまった計算だ(当社試算)。オフィスの集約による固定費の削減も寄与した。

初めての12か月決算となる来期は、売上高33億円弱、営業利益は2千万円台と小幅な黒字を見込む。事業の幅を広げながら、利益の厚みをどう増すかが課題となる。

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出典:GLOE株式会社「2026年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年8月14日開示)

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