9565東証eスポーツ(イベント運営・キャスティングなどのエージェンシー)
黒字転換
2026年6月期 第1四半期 決算サマリー
サマリー
eスポーツのイベント運営などを手がけるGLOE(連結)の2026年6月期第1四半期(2025年11月〜2026年1月)は、キャスティングやSNSマーケティングなどエージェンシーサービスが伸び、売上高が前年同期比19.6%増の7億81百万円と第1四半期として過去最高になった。案件ごとの収益性向上と外注費の抑制で、営業利益は49百万円(前年同期1百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は28百万円(前年同期は3百万円の損失)。決算期を10月から6月に変更したため、今期は8か月の変則決算で、営業損失1億12百万円の予想を据え置いた。
売上高
781百万円
+19.6%営業利益
49百万円
前年同期1百万円経常利益
51百万円
前年同期1百万円親会社株主に帰属する四半期純利益黒字転換
28百万円
前年同期は3百万円の損失売上総利益率
30.2%
前年同期27.6%(当社試算)自己資本比率
36.1%
前期末29.7%ハイライト
- 売上高は781百万円(前年同期比+19.6%)で第1四半期として過去最高。売上総利益率は30.2%(前年同期27.6%、当社試算)に上がり、営業利益は49百万円(前年同期1百万円)、経常利益は51百万円。固定資産売却損4百万円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は28百万円(1株当たり10.33円)
- 主力の「eスポーツ・イベントサービス」は売上高が前年同期比3.8%減ったが、案件あたりの収益性向上とリソース配分の見直しで収益性は向上した。「エージェンシーサービス」はキャスティングの好調とSNS・コミュニティマーケティングなど新規領域の拡大で売上高が58.7%増えた。会社は利益面でも想定を上回る進捗としている
- 決算期を10月末から6月末に変更した。2026年6月期は2025年11月〜2026年6月の8か月決算となるため、前期比の増減率は開示されていない
- 財政状態は、総資産1,419百万円(前期末比△194百万円)、純資産537百万円、自己資本比率36.1%(前期末29.7%)。売掛金が197百万円、買掛金が179百万円減った
- 8か月決算の通期予想(2026年2月9日公表)は修正なし。売上高1,904百万円、営業損失112百万円、経常損失116百万円、純損失131百万円。第1四半期の売上高進捗は41.0%(当社試算)。予想どおりなら残り5か月(2〜6月)の営業損失は約161百万円となる計算(当社試算)
- 配当は無配を予想。eスポーツ事業の単一セグメント
財政状態
総資産
1,419百万円
純資産
537百万円
自己資本比率
36.1%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年6月期 通期予想(8か月決算・修正なし) | 1,904百万円(進捗41.0%) | △112百万円 | △116百万円 | △131百万円 |
注目ポイント
eスポーツのイベント運営を主力とする同社は、第1四半期の売上高が過去最高となり、営業利益もほぼゼロから5千万円弱へ大きく増えた。キャスティングやSNSを使ったマーケティング支援が伸び、案件ごとの採算も改善した。
同社は決算期を6月に変更し、今期は8か月の変則決算となる。その期間の予想は営業赤字1億円強で、第1四半期の黒字を踏まえると、残り5か月で1億6千万円程度の営業赤字を見込んでいる計算になる(当社試算)。赤字を見込む理由は短信本文には書かれていない。
会社は概ね計画通りとして予想を据え置いている。好調なエージェンシー事業の勢いが続くかが注目点となる。