2493東証スタンダード青果物流通のオペレーション支援(輸入青果物・生鮮MDシステム等)、農業支援
2026年11月期 第3四半期 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
青果物の流通を支えるシステムやサービスを手がけるイーサポートリンクの2026年11月期第3四半期累計(2025年12月〜2026年8月)は、売上高が前年同期比3.4%増の49億円だったが、青果売場の構築支援事業で導入にかかる費用が先行し、営業利益は30.8%減の44百万円、親会社株主に帰属する四半期純損益は12百万円の損失(前年同期は18百万円の利益)となった。通期予想を修正し、営業利益91百万円(前期比△35.6%)とした。
売上高
4,905百万円
+3.4%営業利益
44百万円
△30.8%経常利益
70百万円
△12.4%親会社株主に帰属する四半期純利益赤字
△12百万円
前年同期18百万円自己資本比率
57.5%
前期末60.7%ハイライト
- 売上高は4,905百万円(前年同期比+3.4%)、営業利益は44百万円(△30.8%)、経常利益は70百万円(△12.4%)、親会社株主に帰属する四半期純損益は12百万円の損失(前年同期は18百万円の利益)
- オペレーション支援事業は売上高3,059百万円(+2.3%)、セグメント利益980百万円(+2.3%)。輸入青果物サプライチェーン事業と生鮮MDシステム事業は堅調で、地場野菜調達支援サービスは増収増益
- 青果売場構築支援事業は運営子会社を設立したが、協業先の開拓などの課題でサービス導入が停滞し、先行した費用を吸収できなかった
- 農業支援事業は売上高1,846百万円(+5.4%)、セグメント損失179百万円(前年同期は157百万円の損失)。有機農産物販売は計画を上回ったが、りんご生産の投資コストの先行とさつまいもの販売ペースの調整が響いた
- 令和7年産りんごは大雪・高温・鳥獣害で生産量が減り、仕入コストが増えた
- 通期予想を1月14日の公表値から修正し、売上高6,876百万円(前期比+6.3%)、営業利益91百万円(△35.6%)、経常利益117百万円(△25.4%)とした。純利益の予想は示していない
- 配当は期末5円の予想を据え置いた
- 総資産は6,378百万円、純資産は3,667百万円、自己資本比率は57.5%
財政状態
総資産
6,378百万円
純資産
3,667百万円
自己資本比率
57.5%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 |
|---|---|---|---|
| 2026年11月期 通期予想(修正後) | 6,876百万円+6.3% | 91百万円△35.6% | 117百万円△25.4% |
注目ポイント
輸入青果の物流や生鮮食品向けシステムといった既存事業は堅調だったが、新しく力を入れる青果売場の構築支援で費用が先行し、最終損益は赤字になった。ドラッグストアの食品強化をにらんだ事業だが、協業先探しに手間取り、導入が計画どおりに進んでいない。
農業支援事業でも、りんごの生産への投資や不作の影響が重なった。
会社は通期予想を修正し、営業利益は前期から3割強減る見通しだ。新規事業の導入をどこまで軌道に乗せられるかが焦点になる。