決算ノート
2726東証プライム衣料(アパレルブランド)と雑貨(3COINS)の小売

2027年2月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

衣料と雑貨「3COINS」を展開するパルグループホールディングスの2027年2月期中間期(3〜8月)は、売上高が前年同期比4.1%増の1,219億31百万円、営業利益が1.1%増の142億54百万円となった。衣料事業はプロパー販売の強化と値引きの抑制で売上総利益率が上がり増益。雑貨事業は売上の伸びが期初の想定を下回り、人件費を中心に販管費が増えて減益だった。親会社株主に帰属する中間純利益は2.6%増の94億28百万円。通期予想(営業利益294億円、+8.3%)は据え置いた。

売上高

121,931百万円

+4.1%

営業利益

14,254百万円

+1.1%

経常利益

14,216百万円

+1.0%

親会社株主に帰属する中間純利益

9,428百万円

+2.6%

衣料事業の営業利益

9,424百万円

+476百万円

雑貨事業の営業利益

4,814百万円

△323百万円

自己資本比率

55.5%

前期末50.8%

ハイライト

  • 売上高は121,931百万円(前年同期比+4.1%)、営業利益は14,254百万円(+1.1%)、経常利益は14,216百万円(+1.0%)、親会社株主に帰属する中間純利益は9,428百万円(+2.6%)
  • 衣料事業は売上高74,475百万円(前年同期比+3,893百万円)、営業利益9,424百万円(+476百万円)。在庫管理を徹底してプロパー販売を強め、値引き販売を抑えた結果、売上総利益率が大きく上がった
  • 雑貨事業は売上高47,366百万円(+1,087百万円)、営業利益4,814百万円(△323百万円)。売上は気温変動や自然災害などに左右され、伸びが期初の想定を下回った。人件費を中心とする販管費の伸びが上回り減益となった
  • 雑貨事業の売上総利益率は、適正価格の設定や初期発注数量の抑制による廃棄削減で、高水準だった前年同期をさらに上回った
  • 「3COINS」は4月に香港3号店、9月に台湾1号店を出店した。期首からEC倉庫を衣料事業と統合し、衣料と雑貨の同梱発送を可能にした
  • 総資産は11,311百万円減の153,185百万円。現金及び預金が12,412百万円減り、買掛金と電子記録債務が計11,985百万円減った。自己資本比率は55.5%
  • 通期予想は4月7日の公表値から変更なし。売上高253,000百万円(前期比+7.8%)、営業利益29,400百万円(+8.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益19,000百万円(+7.3%)
  • 期末配当予想は40円(前期と同額)で変更なし

財政状態

総資産

153,185百万円

純資産

87,646百万円

自己資本比率

55.5%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年2月期 通期予想(据え置き)253,000百万円+7.8%29,400百万円+8.3%29,400百万円+8.4%19,000百万円+7.3%

注目ポイント

増収増益だが、伸びは小さかった。前年同期は売上高が15.6%増、営業利益が19.4%増だったのに対し、今回は4.1%増、1.1%増にとどまる。

事業ごとに明暗が分かれた。衣料は値引きを抑えて利益率が上がり、営業利益が4億76百万円増えた。雑貨の「3COINS」は売上総利益率こそ上がったが、売上の伸びが期初の想定に届かず、人件費などの販管費が先に増えて営業利益が3億23百万円減った。会社は下期に向けて商品開発の人員と体制を増やすとしている。

通期予想は据え置かれた。通期では売上高7.8%増、営業利益8.3%増を見込んでおり、中間期の営業利益は通期予想の48%(当社試算)にあたる。

出典:株式会社パルグループホールディングス「2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年10月6日)」(2026年10月6日開示)

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