決算ノート
2789東証スタンダード和食ファミリーレストラン「まるまつ」などの外食事業(東北中心)

2027年2月期 中間期 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

東北地盤の和食レストラン「まるまつ」を運営するカルラの2027年2月期中間期(2026年3〜8月)は、売上高が前年同期比1.4%増の39億円だったが、人件費と原材料費の上昇を吸収できず、営業利益は19.8%減の2億11百万円となった。役員退職慰労金81百万円の計上もあり、親会社株主に帰属する中間純利益は65.8%減の83百万円。通期予想は、純利益を1億54百万円から66百万円(前期比△72.3%)に下方修正した。営業利益予想は2億89百万円(△5.6%)のまま。

売上高

3,989百万円

+1.4%

営業利益

211百万円

△19.8%

経常利益

215百万円

△17.8%

親会社株主に帰属する中間純利益

83百万円

△65.8%

自己資本比率

40.9%

前期末40.3%

ハイライト

  • 売上高は3,989百万円(前年同期比+1.4%)、営業利益は211百万円(△19.8%)、経常利益は215百万円(△17.8%)、親会社株主に帰属する中間純利益は83百万円(△65.8%)
  • エネルギーコストの削減などコスト管理を続けたが、人件費と原材料費の上昇分を吸収しきれなかった
  • 特別損失を82百万円計上した。主な内容は第1四半期に計上した役員退職慰労金81百万円
  • 主力の「まるまつ」でモバイルオーダーを全店に導入し、業務手順の見直しやマニュアル整備で店舗の負担軽減を進めた
  • 「牛タン」のコラボメニューや、自社工場で加工した「鰻」のメニューを拡充した
  • 通期予想を修正し、親会社株主に帰属する当期純利益を154百万円から66百万円(前期比△72.3%)に引き下げた。売上高7,700百万円(+2.1%)と営業利益289百万円(△5.6%)は期初の予想から変えていない
  • 配当は期末5円の予想を据え置いた。総資産は5,486百万円、自己資本比率は40.9%

財政状態

総資産

5,486百万円

純資産

2,242百万円

自己資本比率

40.9%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年2月期 通期予想(純利益を下方修正)7,700百万円+2.1%289百万円△5.6%289百万円△3.3%66百万円△72.3%

注目ポイント

売上はわずかに増えたものの、人件費と食材費の上昇が重く、営業利益は2割減った。モバイルオーダーの全店導入などで店舗の効率化を進めているが、コスト増に追いついていない。

最終利益は、役員退職慰労金の計上もあって前年同期の3分の1ほどに減った。

通期予想では、純利益が66百万円と中間期の実績(83百万円)を下回っており、下期は最終赤字を見込んでいる計算になる(当社試算)。コスト高のなかで採算をどう保つかが課題になる。

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出典:株式会社カルラ「2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年10月5日)」(2026年10月5日開示)

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