決算ノート
3089東証スタンダードエレクトロニクス(FA装置・半導体テスター)、マリン・環境機器、SI、サイエンス

2026年11月期 第3四半期 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

半導体・電子部品向けの装置や舶用クレーンを扱う技術商社、テクノアルファの2026年11月期第3四半期累計(2025年12月〜2026年8月)は、売上高が前年同期比0.1%増の30億円と横ばいだったが、前年同期に大型案件があったマリン・環境機器事業の反動で、営業利益は68.3%減の1億47百万円となった。エレクトロニクス事業とSI事業は大きく伸びた。通期の業績予想は開示していない。

売上高

3,032百万円

+0.1%

営業利益

147百万円

△68.3%

経常利益

158百万円

△66.9%

親会社株主に帰属する四半期純利益

105百万円

△68.3%

自己資本比率

71.8%

前期末69.5%

ハイライト

  • 売上高は3,032百万円(前年同期比+0.1%)、営業利益は147百万円(△68.3%)、経常利益は158百万円(△66.9%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は105百万円(△68.3%)
  • マリン・環境機器事業は、大型案件があった前年同期の反動で売上高295百万円(△69.6%)、営業利益28百万円(△93.6%)。舶用機器は受注から検収まで期間が長く、以前に受注した案件を予定どおり販売しているとしている
  • エレクトロニクス事業は案件の検収が順調に進み、売上高1,942百万円(+40.0%)、営業利益162百万円(+73.8%)
  • SI事業は試験・計測ソリューションの拡大と経費削減で売上高710百万円(+25.1%)、営業利益109百万円(+69.8%)
  • サイエンス事業は売上高84百万円(△18.9%)、営業損失23百万円(前年同期は12百万円の損失)
  • 2026年4月に石垣島マリンメンテナンスセンター(IMMC)を開設し、舶用特殊甲板機器のメンテナンスサービスを強化している
  • 通期の業績予想は、合理的な算定が難しいとして開示していない。配当は期末35円の予想(前期と同額)
  • 総資産は3,269百万円、純資産は2,348百万円、自己資本比率は71.8%

財政状態

総資産

3,269百万円

純資産

2,348百万円

自己資本比率

71.8%

注目ポイント

売上は前年並みだったが、利益は7割近く減った。前年同期に舶用クレーンの大型案件があった反動で、利益率の高いマリン・環境機器事業の利益がほぼなくなったためだ。

一方で、半導体テスターやFA装置を扱うエレクトロニクス事業と、試験・計測のSI事業は、ともに7割前後の増益となっている。事業ごとの案件の波が業績を大きく左右する構造がうかがえる。

会社は通期の予想を開示していない。受注から売上計上まで時間のかかる舶用機器の案件が、第4四半期以降にどれだけ計上されるかが注目点になる。

出典:テクノアルファ株式会社「2026年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年9月30日)」(2026年9月30日開示)

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