2027年2月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
ドラッグストア大手のツルハホールディングスの2027年2月期中間期(3〜8月)は、売上高が前年同期比128.7%増の1兆2,755億円、営業利益が92.6%増の547億70百万円となった。2025年12月1日にウエルシアホールディングスと経営統合しており、前年同期には同社の業績が含まれていない。のれん償却額は14億円から123億円に増えた。親会社株主に帰属する中間純利益は48.5%増の302億52百万円。通期予想(営業利益994億円、+57.7%)は据え置いた。国内店舗数は5,652店舗。
売上高
1,275,514百万円
+128.7%EBITDA
85,530百万円
+126.3%営業利益
54,770百万円
+92.6%経常利益
54,850百万円
+90.3%親会社株主に帰属する中間純利益
30,252百万円
+48.5%国内店舗数
5,652店舗
前期末5,676店舗自己資本比率
56.4%
前期末53.1%ハイライト
- 売上高は1,275,514百万円(前年同期比+128.7%)、EBITDAは85,530百万円(+126.3%)、営業利益は54,770百万円(+92.6%)、経常利益は54,850百万円(+90.3%)、親会社株主に帰属する中間純利益は30,252百万円(+48.5%)
- 2025年12月1日にウエルシアホールディングスと経営統合した。前年同期(2025年3〜8月)は統合前のため、増減率には統合による規模拡大が含まれる
- のれん償却額は12,344百万円(前年同期1,411百万円)。1株当たり中間純利益は66.75円で、前年同期の83.64円(株式分割調整後)を下回った
- 統合後の取り組みとして、新プライベートブランド「からだとくらしに、+1」の開発、両社のプライベートブランドの相互導入、基幹システムや顧客データベースの共通基盤づくり、共通ポイント・共通アプリの導入準備を進めている
- 中間期の出店は53店舗、閉店は77店舗で、国内店舗数は5,652店舗(前期末比24店舗減)。ほかに海外36店舗を展開する
- 総資産は1,588,272百万円(前期末比△59,708百万円)。前期末が金融機関の休業日だった影響などで現金及び預金が60,692百万円、買掛金が70,986百万円減った。自己資本比率は56.4%
- 通期予想は据え置き。売上高2,555,000百万円(前期比+76.1%)、営業利益99,400百万円(+57.7%)、経常利益98,100百万円(+55.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益41,500百万円(△2.7%)
- 配当は中間24円、期末24円予想の年48円で変更なし。2025年9月1日付で1株を5株に分割しており、前期の期末配当は分割後で23円だった
財政状態
総資産
1,588,272百万円
純資産
917,791百万円
自己資本比率
56.4%
1株当たり純資産
1,974.05円
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | EBITDA | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2027年2月期 通期予想(据え置き) | 2,555,000百万円+76.1% | 162,300百万円+74.0% | 99,400百万円+57.7% | 98,100百万円+55.5% | 41,500百万円△2.7% |
注目ポイント
売上が2.3倍、営業利益が1.9倍という大きな伸びは、2025年12月のウエルシアホールディングスとの経営統合によるものだ。前年同期は統合前のツルハ単独の数字で、同じ条件での比較ではない。
統合に伴いのれんの償却が年間ベースで大きく増えており、中間期だけで123億円を計上した。純利益の伸び(48.5%)は営業利益の伸び(92.6%)より小さく、株式数が増えたため1株当たりの中間純利益は前年同期を下回っている。
通期予想は据え置かれ、営業利益は994億円(57.7%増)、純利益は415億円(2.7%減)を見込む。中間期の進捗率は営業利益が55%、純利益が73%(いずれも当社試算)。統合後の商品政策やシステムの一体化は準備段階で、会社は下期から一部カテゴリーで商品政策の統一を始めるとしている。