3396東証スタンダードファッション・雑貨の通信販売(定期便)
2027年2月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
通信販売のフェリシモの2027年2月期中間期(3〜8月)は、売上高が前年同期比0.8%減の141億47百万円、営業利益が39.4%減の1億22百万円となった。主力の定期便事業は新規顧客の獲得数が前年同期を上回ったが、既存顧客の購入頻度が下がり2.6%の減収。新規顧客獲得のための広告費や人件費が増えた。為替差益などで経常利益は6.1%増の2億62百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は7.0%増の2億31百万円。通期予想(営業利益2億37百万円、+10.4%)は据え置いた。
売上高
14,147百万円
△0.8%営業利益
122百万円
△39.4%経常利益
262百万円
+6.1%親会社株主に帰属する中間純利益
231百万円
+7.0%定期便事業の売上高
12,184百万円
△2.6%自己資本比率
72.1%
前期末70.1%ハイライト
- 売上高は14,147百万円(前年同期比△0.8%)、営業利益は122百万円(△39.4%)、経常利益は262百万円(+6.1%)、親会社株主に帰属する中間純利益は231百万円(+7.0%)
- 主力の定期便事業は売上高12,184百万円(△2.6%)。コラボレーション商品やSNSのショート動画広告で新規顧客の獲得数は前年同期を上回ったが、既存顧客の購入頻度が下がり、のべ顧客数が減った
- 新規事業領域は売上高1,963百万円(+12.7%)。取引先が出品・出稿できる「FELISSIMO PARTNERS」が伸びた
- 売上総利益は7,896百万円(+0.8%)。販管費は7,773百万円(+1.9%)で、定期便の新規顧客獲得のための広告費と、費用の発生時期の違いによる人件費が増えた。通期の人件費は前期と同水準の見通しとしている
- 為替差益などの営業外収益を141百万円計上し、経常利益は営業利益を上回った
- 総資産は27,274百万円、自己資本比率は72.1%。商品が562百万円増え、現金及び預金が822百万円減った
- 通期予想は4月7日の公表値から変更なし。売上高30,265百万円(前期比+3.7%)、営業利益237百万円(+10.4%)、経常利益327百万円(△30.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益299百万円(△16.5%)
- 期末配当予想は25円(前期20円)で変更なし
財政状態
総資産
27,274百万円
純資産
19,677百万円
自己資本比率
72.1%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年2月期 通期予想(据え置き) | 30,265百万円+3.7% | 237百万円+10.4% | 327百万円△30.2% | 299百万円△16.5% |
注目ポイント
本業のもうけを示す営業利益は4割減った。主力の定期便で新規顧客は増えたものの、既存顧客の購入頻度が下がって売上が2.6%減り、そこに新規顧客を集めるための広告費が重なった。人件費の増加について会社は、前年同期と費用の発生時期が違うためで、通期では前期並みになると説明している。
経常利益と純利益は増えたが、これは為替差益などの営業外収益(1億41百万円)によるものだ。
通期予想は据え置かれた。中間期の実績は、営業利益が通期予想の51%、経常利益が80%、純利益が77%(いずれも当社試算)にあたる。通期では売上高3.7%増を見込んでおり、下期に増収へ転じる計画となっている。