決算ノート
3549東証スタンダードドラッグストア(フード&ドラッグ)、調剤薬局、スーパーマーケット

2027年5月期 第1四半期 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

北陸地盤のドラッグストア、クスリのアオキホールディングスの2027年5月期第1四半期(2026年5月21日〜8月20日)は、食品を強化した「フード&ドラッグ」型の大型店の出店や調剤薬局の開設が進み、売上高が前年同期比13.8%増の1,590億円、営業利益が16.0%増の84億円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は36.4%増の68億円。期間中に21店舗を出店し、20の調剤薬局を新たに開いた。通期予想と年64円の配当予想は据え置いた。

売上高

159,042百万円

+13.8%

営業利益

8,424百万円

+16.0%

経常利益

8,568百万円

+17.6%

親会社株主に帰属する四半期純利益

6,866百万円

+36.4%

店舗数

1,154店舗

自己資本比率

35.7%

前期末34.3%

ハイライト

  • 売上高は159,042百万円(前年同期比+13.8%)、営業利益は8,424百万円(+16.0%)、経常利益は8,568百万円(+17.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6,866百万円(+36.4%)
  • ドラッグストアを北信越・関東・東海・四国に計21店舗出店し、5店舗を閉店した。併設の調剤薬局は20薬局を開き、2薬局を閉じた
  • 期末の店舗数は、ドラッグストア1,123店舗(うち調剤薬局併設710店舗)、調剤専門薬局6店舗、スーパーマーケット25店舗の合計1,154店舗
  • 大型店の出店比率を高めて食品の品ぞろえを広げ、生鮮食品の取り扱いのノウハウも高めている
  • ドラッグストア業界ではM&Aによる再編や出店競争で商圏が狭くなり、厳しい環境が続いているとしている
  • 通期予想は据え置き。売上高640,000百万円(前期比+12.9%)、営業利益32,000百万円(+18.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益19,000百万円(+10.9%)。中間期は営業利益15,500百万円(+14.9%)を見込む
  • 配当は年64円(中間32円・期末32円)の予想。前期は設立40周年の記念配当40円を含めて年56円
  • 総資産は406,449百万円、純資産は145,040百万円、自己資本比率は35.7%

財政状態

総資産

406,449百万円

純資産

145,040百万円

自己資本比率

35.7%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年5月期 通期予想(据え置き)640,000百万円+12.9%32,000百万円+18.1%30,800百万円+11.1%19,000百万円+10.9%

注目ポイント

食品を大きく扱う「フード&ドラッグ」型の店舗を増やし、売上は1割以上伸びた。3カ月で21店舗を出し、調剤薬局も20カ所開くなど、出店のペースは速い。

ドラッグストア業界では大手同士の再編や出店競争が激しくなっている。同社は大型店と生鮮食品で、スーパーに近い買い物の場をつくり、来店客を取り込もうとしている。

第1四半期の営業利益は通期予想の26%(当社試算)で、順調な滑り出しといえる。積極的な出店が利益率を保ったまま続けられるかが焦点になる。

出典:株式会社クスリのアオキホールディングス「2027年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年10月1日)」(2026年10月1日開示)

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