4475東証グロースクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」(SaaS)
2026年9月期 第3四半期 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」を提供するHENNGEの2026年9月期第3四半期累計(2025年10月〜2026年6月)は、契約企業数が3,881社(前年同期3,290社)に増え、売上高が前年同期比17.1%増の93億円、営業利益が17.4%増の18億円となった。翌期以降の収益の目安となるARRは125億円(同107億円)。10月2日には新株発行と株式売出しを決議し、あわせて期末配当予想を3円から8円に増やし、年11円とした。
売上高
9,390百万円
+17.1%営業利益
1,854百万円
+17.4%経常利益
1,857百万円
+15.3%親会社株主に帰属する四半期純利益
1,361百万円
+28.7%ARR
12,519百万円
前年同期10,731百万円自己資本比率
33.5%
前期末35.0%ハイライト
- 売上高は9,390百万円(前年同期比+17.1%)、営業利益は1,854百万円(+17.4%)、経常利益は1,857百万円(+15.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,361百万円(+28.7%)。売上総利益率は86.4%
- HENNGE One事業の売上高は8,867百万円(+18.1%)、プロフェッショナル・サービス及びその他事業は523百万円(+3.2%)
- HENNGE OneのARR(年間経常収益)は12,519百万円(前年同期10,731百万円)。契約企業数は3,881社(同3,290社)、契約ユーザ数は3,149,361人(同2,703,760人)
- 直近12カ月の平均月次解約率は0.30%(前年同期0.36%)に下がった
- 通期予想は据え置き。売上高12,834百万円(前期比+17.5%)、営業利益2,057百万円(+14.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,595百万円(+17.4%)
- 10月2日、配当予想を修正し、期末配当を3円から8円に増やした。中間3円と合わせ年11円(前期は年5円)
- 10月2日に新株式発行と株式の売出しを取締役会で決議し、それに関連して期中レビューが完了した。8月4日に発表した財務諸表に変更はない
- 総資産は12,146百万円、純資産は4,114百万円、自己資本比率は33.5%
財政状態
総資産
12,146百万円
純資産
4,114百万円
自己資本比率
33.5%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年9月期 通期予想(据え置き) | 12,834百万円+17.5% | 2,057百万円+14.7% | 2,073百万円+11.9% | 1,595百万円+17.4% |
注目ポイント
企業向けのクラウドセキュリティサービスが着実に契約を増やし、売上・利益とも2割近く伸びた。サブスクリプション型のため、翌期以降の売上の土台となるARRも1年で約18億円増えている。
解約率は月0.30%と低く、一度契約した企業が使い続けていることがうかがえる。売上総利益率も86%と高い。
10月には新株発行を決める一方、期末配当を大きく引き上げた。増資で得た資金を成長にどう使い、1株あたりの価値の希薄化をどう補うかが注目される。