決算ノート
4973東証プライム化学の決算比較電子部品向けの金めっき薬品(プリント基板・半導体パッケージ基板、コネクター、リードフレーム用)

2027年3月期 第2四半期 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

日本高純度化学の2027年3月期中間期(2026年4月〜9月)は、売上高が11,878百万円(前年同期比57.6%増)、営業利益が53百万円(同80.5%減)となった。経常利益は169百万円(同55.1%減)、中間純利益は投資有価証券売却益770百万円の計上で694百万円(同11.3%増)。幅広い用途の需要が堅調だったことに加え、貴金属価格の上昇で売上高が増えた。営業利益は、人や研究開発への先行投資と、上期中の貴金属価格の下落に伴う一時的な要因で減った。通期予想は据え置いた。

売上高

11,878百万円

前年同期比+57.6%

営業利益

53百万円

前年同期比△80.5%

経常利益

169百万円

前年同期比△55.1%

中間純利益

694百万円

前年同期比+11.3%

プリント基板・半導体パッケージ基板用の売上高

5,922百万円

自己資本比率

80.7%

前期末82.7%

ハイライト

  • 売上高は11,878百万円(前年同期比57.6%増)、営業利益は53百万円(同80.5%減)、経常利益は169百万円(同55.1%減)、中間純利益は694百万円(同11.3%増)
  • 同社の売上高は、薬品と一緒に貴金属を販売するかどうかと貴金属価格で大きく変わる。今期は幅広い需要の堅調さに加え、貴金属価格の上昇が売上高を押し上げた
  • 営業利益は、人や研究開発への先行投資を計画どおり行ったことと、上期中の貴金属価格の下落に伴う一時的な要因で減った。売上総利益は779百万円(前年同期906百万円)
  • 用途別の売上高は、プリント基板・半導体パッケージ基板用5,922百万円、コネクター・マイクロスイッチ用1,435百万円、リードフレーム用4,385百万円。ハイエンド向けのプリント基板やAIサーバー向けが好調だった一方、パソコン・スマートフォン向けの低価格帯は需要が減った
  • 中間純利益は、政策保有株式の売却などによる投資有価証券売却益770百万円を特別利益に計上して増えた
  • 通期予想は売上高24,000百万円(前期比32.8%増)、営業利益610百万円(同5.8%増)で据え置き。中間期時点の営業利益の進捗率は8.7%(当社試算:中間期の営業利益53百万円 ÷ 通期予想610百万円)で、下期に557百万円の営業利益が必要になる(当社試算:通期予想610百万円 − 中間期53百万円)。
  • 年間配当は中間115円・期末115円の計230円の予想(前期200円)
  • 総資産は25,857百万円、純資産は20,957百万円、自己資本比率は80.7%

財政状態

総資産

25,857百万円

純資産

20,957百万円

自己資本比率

80.7%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益当期純利益
2027年3月期 通期予想24,000百万円前期比+32.8%610百万円前期比+5.8%800百万円前期比+3.1%2,170百万円前期比+20.3%

注目ポイント

売上高は11,878百万円(前年同期比57.6%増)、営業利益は53百万円(同80.5%減)だった。需要の堅調さと貴金属価格の上昇で売上高は増えたが、人や研究開発への先行投資と、上期中の貴金属価格の下落に伴う一時的な要因で営業利益は減った。中間純利益は投資有価証券売却益の計上で694百万円(同11.3%増)。

通期予想は据え置いた。中間期時点の営業利益の進捗率は8.7%(当社試算:中間期の営業利益53百万円 ÷ 通期予想610百万円)で、下期に557百万円の営業利益が必要になる(当社試算:通期予想610百万円 − 中間期53百万円)。

出典:日本高純度化学株式会社「2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)(2026年10月27日)/2027年3月期 第2四半期 決算説明資料」(2026年10月27日開示)

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