決算ノート

「化学」の決算サマリー(7件)

4990東証スタンダード

昭和化学工業株式会社

2027年3月期 第1四半期

売上高2,537百万円+1.6%
営業利益160百万円+8.7%
経常利益235百万円△1.5%

濾過助剤などの無機化学品を手がける昭和化学工業(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、海外販売の堅調と価格改定で売上高が前年同期比1.6%増の25億37百万円、販管費の節減で営業利益が同8.7%増の1億60百万円となった。為替差損の計上で経常利益は同1.5%減、固定資産除却損もあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同10.5%減の1億49百万円。これまで未定としていた経常利益と純利益の予想を今回初めて公表し、通期の経常利益は5億90百万円(前期比26.4%減)を見込む。

4046東証プライム
増収増益

株式会社大阪ソーダ

2027年3月期 第1四半期

売上高28,749百万円+18.4%
営業利益6,235百万円+58.3%
経常利益7,058百万円+58.8%

化学メーカーの大阪ソーダの2027年3月期第1四半期(4〜6月)は、糖尿病・肥満治療薬向けの医薬品精製材料などヘルスケアが43.3%伸び、価格改定や販売数量の増加もあって、売上高が前年同期比18.4%増の287億円、営業利益が58.3%増の62億円と、いずれも第1四半期として過去最高を更新した。中間期・通期の業績予想と配当予想を修正し、通期の営業利益を205億円(前期比+16.2%)、配当を年30円とした。

4004東証プライム
増収増益上方修正スピンオフ

株式会社レゾナック・ホールディングス

2026年12月期 中間期

売上収益676,852百万円+5.4%
コア営業利益88,753百万円+156.5%
営業利益73,310百万円+124.8%

半導体材料大手のレゾナック・ホールディングス(IFRS)の2026年12月期中間期(1〜6月)は、AIなど先端半導体向けの後工程材料やメモリ市況の回復で半導体・電子材料が大きく伸び、コア営業利益が前年同期比156.5%増の887億円となった。全セグメントが増益で、売上収益は5.4%増の6,768億円。通期予想を上方修正し、コア営業利益を1,400億円から1,960億円とした。石油化学子会社クラサスケミカルのスピンオフを10月に予定する。

4183東証プライム
増収増益

三井化学株式会社

2027年3月期 第1四半期

売上収益460,046百万円+10.8%
コア営業利益50,129百万円+88.4%
営業利益48,432百万円+279.8%

三井化学(IFRS)の2027年3月期第1四半期(4〜6月)は、ナフサ価格の高騰に伴う一時的な在庫評価益や円安、前期の構造改善の効果で、コア営業利益が前年同期比88.4%増の501億円となった。売上収益は10.8%増の4,600億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は320億円(前年同期7億円)。中東情勢による減産などの影響は約50億円あった。未定だった中間期予想を公表し、コア営業利益760億円(+71.0%)を見込む。通期予想は据え置いた。

4005東証プライム
黒字転換

住友化学株式会社

2027年3月期 第1四半期

売上収益578,199百万円+9.9%
コア営業利益62,336百万円+125.2%
営業利益61,041百万円+139.8%

住友化学(IFRS)の2027年3月期第1四半期(4〜6月)は、石化事業で市況上昇に伴う在庫評価の差益や中東のラービグ社の交易条件改善が出たほか、農薬も堅調で、コア営業利益が前年同期比125.2%増の623億円となった。売上収益は9.9%増の5,782億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は407億円(前年同期は45億円の損失)と黒字に転じた。未公表だった中間期予想を公表し、通期予想は精査中で第2四半期に改めて説明するとした。

3407東証プライム
増収増益

旭化成株式会社

2027年3月期 第1四半期

売上高826,157百万円+11.9%
営業利益81,305百万円+51.5%
経常利益85,330百万円+70.8%

旭化成の2027年3月期第1四半期(4〜6月)は、医薬・クリティカルケア・エレクトロニクスの「重点成長」事業が伸びたうえ、中東情勢に伴う石化市況の上昇で化学事業に在庫の評価益が出て、売上高が前年同期比11.9%増の8,261億円、営業利益が51.5%増の813億円となった。前年同期にMMA事業などの撤退損失を計上した反動で、親会社株主に帰属する四半期純利益は172.7%増の537億円。中間期予想を修正し、営業利益1,450億円(+34.9%)を見込む。

4188東証プライム
増収増益上方修正

三菱ケミカルグループ株式会社

2027年3月期 第1四半期

売上収益1,004,246百万円+14.0%
コア営業利益114,104百万円+101.7%
営業利益118,400百万円+94.4%

三菱ケミカルグループ(IFRS)の2027年3月期第1四半期(4〜6月)は、半導体関連製品の好調に加え、中東情勢を背景としたナフサ価格高騰による在庫評価益や一時的な需要増が出て、コア営業利益が前年同期比101.7%増の1,141億円と倍増した。売上収益は14.0%増の1兆42億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は194.0%増の577億円。中間期予想を上方修正し、コア営業利益を1,390億円から1,940億円に引き上げた。通期予想は据え置いた。