2027年3月期 第2四半期 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
日東電工の2027年3月期中間期(2026年4月〜9月)は、売上収益が558,363百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益が105,841百万円(同12.0%増)となった。税引前中間利益は106,430百万円(同11.8%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益は76,502百万円(同11.0%増)。AIデータセンター関連で半導体向けの工程用材料などが伸び、ハイエンドスマートフォン向け部材も好調だった。円安は営業利益で196億円の増益要因。期末配当予想を32円から36円に引き上げ、上限500億円の自己株式取得も決めた。
売上収益
558,363百万円
前年同期比+8.7%営業利益
105,841百万円
前年同期比+12.0%税引前中間利益
106,430百万円
前年同期比+11.8%中間利益(親会社の所有者に帰属)
76,502百万円
前年同期比+11.0%インダストリアルテープの営業利益
35,832百万円
前年同期比+51.3%親会社所有者帰属持分比率
78.9%
前期末79.6%ハイライト
- 売上収益は558,363百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は105,841百万円(同12.0%増)、税引前中間利益は106,430百万円(同11.8%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益は76,502百万円(同11.0%増)
- AIデータセンター関連市場の拡大でデータセンター・半導体向けの部材の需要が伸び、ハイエンドスマートフォン向け部材も好調だった。原材料価格の高騰には販売価格の適正化で対応した。対米ドルの為替は1ドル160.5円(前年同期比9.6%の円安)で、営業利益で196億円の増益要因
- インダストリアルテープは、スマートフォンのバッテリー固定用テープや半導体メモリなどの工程用材料が伸び、売上収益208,112百万円(前年同期比16.1%増)、営業利益35,832百万円(同51.3%増)
- オプトロニクスは、車載ディスプレイ向け光学フィルムやHDD向けのCISが好調だった一方、ノートパソコン・タブレット向けがメモリ価格高騰による顧客の生産調整で大きく減り、売上収益270,715百万円(前年同期比0.3%増)、営業利益73,950百万円(同4.1%減)
- ヒューマンライフは、核酸受託製造の商用化案件や排水処理向けの高分子分離膜が伸び、売上収益84,271百万円(前年同期比21.0%増)、営業利益1,020百万円(前年同期は1,598百万円の損失)
- 通期予想は売上収益1,110,000百万円(前期比8.0%増)、営業利益200,000百万円(同8.9%増)で据え置き。中間期時点の営業利益の進捗率は52.9%(当社試算:中間期の営業利益105,841百万円 ÷ 通期予想200,000百万円)で、下期に94,159百万円の営業利益が必要になる(当社試算:通期予想200,000百万円 − 中間期105,841百万円)。
- 中間配当は予想の32円から36円とし、期末配当予想も32円から36円に引き上げた。年間配当は72円の予想(前期60円)。あわせて、上限1,700万株・500億円の自己株式取得(2026年11月4日〜2027年3月24日)を決めた
- 資産合計は1,459,122百万円、資本合計は1,151,713百万円、親会社所有者帰属持分比率は78.9%
財政状態
資産合計
1,459,122百万円
資本合計
1,151,713百万円
親会社所有者帰属持分比率
78.9%
次期業績予想
| 決算期 | 売上収益 | 営業利益 | 税引前利益 | 当期利益(親会社の所有者に帰属) |
|---|---|---|---|---|
| 2027年3月期 通期予想 | 1,110,000百万円前期比+8.0% | 200,000百万円前期比+8.9% | 200,000百万円前期比+8.1% | 142,000百万円前期比+6.4% |
注目ポイント
売上収益は558,363百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は105,841百万円(同12.0%増)だった。AIデータセンター関連で半導体向けの工程用材料などが伸び、ハイエンドスマートフォン向け部材も好調だった。円安は営業利益で196億円の増益要因になった。
通期予想は据え置いた。中間期時点の営業利益の進捗率は52.9%(当社試算:中間期の営業利益105,841百万円 ÷ 通期予想200,000百万円)で、下期に94,159百万円の営業利益が必要になる(当社試算:通期予想200,000百万円 − 中間期105,841百万円)。
期末配当予想は32円から36円に引き上げ、年間72円の予想(前期60円)。上限500億円の自己株式取得も決めた。