決算ノート
7611東証プライム中華料理チェーン「日高屋」、焼鳥日高などの外食事業(首都圏中心)

2027年2月期 中間期 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

中華料理チェーン「日高屋」を展開するハイデイ日高の2027年2月期中間期(2026年3〜8月)は、新店の好調や既存店の伸び(売上高は前年同期比105.1%)で売上高が前年同期比10.8%増の340億円と3年連続で過去最高を更新し、営業利益も11.0%増の40億円となった。米や豚肉などの食材高で原価率は31.2%(前年同期30.3%)に上がった。通期予想(営業利益68億円)は据え置き、配当予想は年56円に修正した。

売上高

34,063百万円

+10.8%

営業利益

4,067百万円

+11.0%

経常利益

4,099百万円

+11.4%

中間純利益

2,774百万円

+11.4%

原価率

31.2%

前年同期30.3%

自己資本比率

73.1%

前期末72.8%

ハイライト

  • 売上高は34,063百万円(前年同期比+10.8%)、営業利益は4,067百万円(+11.0%)、経常利益は4,099百万円(+11.4%)、中間純利益は2,774百万円(+11.4%)。売上高は3年連続で過去最高
  • 既存店は売上高が前年同期比105.1%、来店客数が102.6%、利用単価が102.5%。月次の売上高と来店客数はそれぞれ42カ月、35カ月連続で前年同月を上回り、7月の売上高は単月で過去最高
  • 米価格の高止まりや、豚肉・小麦粉・長ネギなどの値上がりで、原価率は31.2%(前年同期30.3%)に上がった
  • 4月のベースアップと定期昇給で正社員の賃上げ率は約7.1%。人件費は10,791百万円(+7.2%)に増えたが、売上高に対する比率は31.7%(前年同期32.7%)に下がった
  • 新規出店は7店舗(うち6店舗がロードサイド)、退店は3店舗で、8月末の直営店舗数は476店舗。タッチパネル式オーダーシステムは451店舗(約95%)に導入し、配膳ロボットは71店舗で稼働している
  • 中間期の実績は期初の予想(売上高33,300百万円、営業利益3,790百万円)を上回った。通期予想は据え置きで、売上高67,000百万円(前期比+7.6%)、営業利益6,800百万円(+3.3%)、当期純利益4,500百万円(△4.9%)。営業利益の進捗率は59.8%
  • 配当予想を修正し、中間28円・期末28円の年56円とした(前期は年52円)。予想配当性向は44.8%。純資産配当率(DOE)4%以上を目標とする
  • 総資産は36,458百万円、純資産は26,647百万円、自己資本比率は73.1%。有利子負債はない

財政状態

総資産

36,458百万円

純資産

26,647百万円

自己資本比率

73.1%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益当期純利益
2027年2月期 通期予想(据え置き)67,000百万円+7.6%6,800百万円+3.3%6,800百万円+3.2%4,500百万円△4.9%

注目ポイント

手ごろな価格の中華料理チェーンとして客数を伸ばし続け、売上は3年連続で過去最高を更新した。駅前に加えてロードサイドへの出店を増やし、新しい客層も取り込んでいる。

一方で、米や豚肉などの食材価格の上昇で原価率は1ポイント近く悪化した。タッチパネル注文や配膳ロボットの導入で人手の負担を減らし、利益率を保とうとしている。

通期予想は据え置いたが、中間期の営業利益は期初の予想を7%上回り、通期予想に対する進捗率も59.8%に達している。食材高を吸収しながら客数の伸びを続けられるかが焦点になる。

出典:株式会社ハイデイ日高「2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)/決算補足説明資料(2026年10月2日)」(2026年10月2日開示)

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