7630東証プライムカレーチェーン「CoCo壱番屋」(国内・海外)、その他の外食業態
2027年2月期 中間期 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
カレーチェーン「CoCo壱番屋」を展開する壱番屋の2027年2月期中間期(2026年3〜8月)は、国内の既存店売上高が堅調で、海外や国内子会社の事業拡大もあり、売上高が前年同期比10.0%増の352億円となった。一方、米をはじめとする食材価格や物流費の上昇で、営業利益は17.2%減の20億円、親会社株主に帰属する中間純利益は20.9%減の10億円だった。通期予想(営業利益50億円、+6.0%)と年16円の配当予想は据え置いた。
売上高
35,227百万円
+10.0%営業利益
2,091百万円
△17.2%経常利益
2,191百万円
△19.1%親会社株主に帰属する中間純利益
1,095百万円
△20.9%自己資本比率
66.5%
前期末67.0%ハイライト
- 売上高は35,227百万円(前年同期比+10.0%)、営業利益は2,091百万円(△17.2%)、経常利益は2,191百万円(△19.1%)、親会社株主に帰属する中間純利益は1,095百万円(△20.9%)
- 米をはじめとする食材の仕入価格や物流費などが上がり、各利益とも減益となった
- 国内CoCo壱番屋は全店ベースの店舗売上高が476億83百万円(+2.9%)、既存店ベースでは+2.4%。既存店の客数は前年同期並みだった。店舗数は1,205店で前期末と同じ
- 海外事業は、為替の影響を除いた既存店ベースで+1.1%。店舗数は220店舗(前期末比+2店舗)。3月に米メジャーリーグ「サンディエゴ・パドレス」の本拠地スタジアム内に出店した
- ジンギスカン、つけ麺、夜パフェなどの国内子会社の業態は、新規出店で店舗売上高が33億80百万円(+62.8%)、店舗数は58店舗(前期末比+8店舗)に増えた
- 通期予想は据え置き。売上高72,600百万円(前期比+10.8%)、営業利益5,000百万円(+6.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,720百万円(+6.1%)
- 配当は年16円(中間8円・期末8円)の予想を据え置いた。総資産は48,479百万円、自己資本比率は66.5%
財政状態
総資産
48,479百万円
純資産
32,877百万円
自己資本比率
66.5%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年2月期 通期予想(据え置き) | 72,600百万円+10.8% | 5,000百万円+6.0% | 5,040百万円+1.1% | 2,720百万円+6.1% |
注目ポイント
売上は1割増えたが、営業利益は17%減った。カレーに欠かせない米の値上がりが大きく、物流費の上昇も重なった。国内の既存店は売上が2.4%増えたものの、客数は前年並みにとどまっている。
ジンギスカンやつけ麺など、買収した子会社の業態は出店が進み、売上が6割伸びた。カレー以外の柱を育てる動きが進んでいる。
通期では営業増益の予想を据え置いたが、中間期の営業利益は通期予想の42%(当社試算)にとどまる。下期に食材高をどこまで吸収できるかが焦点になる。