9846東証スタンダード岡山県を中心とするスーパーマーケット(天満屋ハピーズ)、惣菜製造・飲食
2027年2月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー※純利益は増益顔マークの見方
サマリー
岡山県を中心にスーパーを展開する天満屋ストアの2027年2月期中間期(3〜8月)は、営業収益が前年同期比1.6%増の300億16百万円、営業利益が10.8%減の9億54百万円となった。3月に新設のモール型店舗「天満屋ハピーズ西大寺モール」の中核店を開業した。親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期にあった店舗閉鎖損失がなくなり14.8%増の6億91百万円。通期予想(営業利益23億円、+5.3%)は据え置いた。中間配当は10円(前年同期7円)。
営業収益
30,016百万円
+1.6%営業利益
954百万円
△10.8%経常利益
970百万円
△14.0%親会社株主に帰属する中間純利益
691百万円
+14.8%小売事業の営業利益
812百万円
△11.3%自己資本比率
59.9%
前期末60.9%ハイライト
- 営業収益は30,016百万円(前年同期比+1.6%)、営業利益は954百万円(△10.8%)、経常利益は970百万円(△14.0%)、親会社株主に帰属する中間純利益は691百万円(+14.8%)
- 小売事業は営業収益25,926百万円(+1.4%)、営業利益812百万円(△11.3%)。新販促「値下げ宣言」による低価格戦略や、値頃感のある商品の拡充を進めた
- 3月に同社初のモール形式の「天満屋ハピーズ西大寺モール」(岡山市東区)の中核となる西大寺店を先行開業し、7月から専門店が順次オープンした。6月には笠岡美の浜店を全面改装した
- 小売周辺事業(惣菜製造・飲食)は営業収益4,089百万円(+3.1%)、営業利益141百万円(△8.1%)。原材料価格の高騰が続いた
- 営業減益の理由について、決算短信は業界環境として人件費や物流費の上昇を挙げているが、同社の費用の内訳は記載がない【要確認】
- 純利益が増えたのは、前年同期に計上した店舗閉鎖損失186百万円がなくなり、特別損失が228百万円から13百万円に減ったため
- 総資産は47,364百万円(前期末比+1,858百万円)で、建物及び構築物などの有形固定資産が1,211百万円増えた。自己資本比率は59.9%
- 通期予想は7月8日の公表値から変更なし。営業収益63,000百万円(前期比+6.3%)、営業利益2,300百万円(+5.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,400百万円(+3.7%)。配当予想は年20円(中間10円・期末10円、前期は年15.5円)
財政状態
総資産
47,364百万円
純資産
28,428百万円
自己資本比率
59.9%
次期業績予想
| 決算期 | 営業収益 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年2月期 通期予想(据え置き) | 63,000百万円+6.3% | 2,300百万円+5.3% | 2,300百万円+1.3% | 1,400百万円+3.7% |
注目ポイント
営業収益は小幅に増えたが、営業利益は1割減った。小売事業、小売周辺事業ともに増収減益で、低価格戦略を進める一方、原材料価格の高騰などが利益を圧迫した。
純利益は15%増えたが、これは前年同期に店舗閉鎖損失(1億86百万円)があった反動による。本業の利益は減っている点に注意が必要だ。
今期は同社初のモール型店舗を開業しており、有形固定資産が12億円増えた。通期予想は営業利益23億円(5.3%増)のまま据え置かれた。中間期の営業利益は通期予想の41%(当社試算)で、下期に利益を伸ばす計画となっている。