2935東証プライム漬物・キムチ・惣菜の製造販売(「ご飯がススムキムチ」など)
2027年2月期 中間期 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
「ご飯がススムキムチ」で知られるピックルスホールディングスの2027年2月期中間期(2026年3〜8月)は、消費者の節約志向やコンビニ向けの減少、商品数の絞り込みで売上高が前年同期比3.6%減の215億円となった。包装資材などのコスト増に加え、猛暑や天候不順で白菜や胡瓜など原料野菜の価格が上がり、営業利益は21.9%減の12億円だった。通期予想は据え置き、配当予想は期末17円に修正して年32円(前期29円)とした。
売上高
21,516百万円
△3.6%営業利益
1,225百万円
△21.9%経常利益
1,271百万円
△21.6%親会社株主に帰属する中間純利益
847百万円
△23.2%自己資本比率
67.2%
前期末65.1%ハイライト
- 売上高は21,516百万円(前年同期比△3.6%)、営業利益は1,225百万円(△21.9%)、経常利益は1,271百万円(△21.6%)、親会社株主に帰属する中間純利益は847百万円(△23.2%)
- 「ご飯がススムキムチ」シリーズは堅調だったが、節約志向やコンビニ向けの減少、収益性向上のための商品数の絞り込みで減収となった
- 包装資材などの製造コストが上がったうえ、夏の猛暑・少雨による白菜の歩留まり低下や、初夏の雨天・低温による胡瓜の生育遅れで原料野菜の価格が高騰した
- 米価の高騰で「ご飯のお供」関連の製品は厳しい状況が続いているとしている
- 業務用のキムチや惣菜(冷凍商品を含む)の開発と提案を進めている
- 通期予想は据え置き。売上高41,000百万円(前期比+0.2%)、営業利益1,820百万円(△12.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,231百万円(△11.0%)
- 配当予想を修正し、期末17円・年32円(前期は年29円)とした。子会社のピックルスコーポレーションは2027年2月に設立50周年を迎える
- 総資産は30,318百万円、純資産は20,740百万円、自己資本比率は67.2%
財政状態
総資産
30,318百万円
純資産
20,740百万円
自己資本比率
67.2%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年2月期 通期予想(据え置き) | 41,000百万円+0.2% | 1,820百万円△12.7% | 1,860百万円△13.4% | 1,231百万円△11.0% |
注目ポイント
キムチなどの漬物は、原料となる白菜や胡瓜の出来に業績が左右される。今夏は猛暑と少雨で白菜の歩留まりが落ち、胡瓜の生育も遅れて原料価格が上がり、営業利益は2割以上減った。
売上も、節約志向やコンビニ向けの落ち込みに加え、採算の悪い商品を減らした影響で減った。米の値上がりで「ご飯のお供」への支出が抑えられている面もある。
通期予想は据え置き、配当はむしろ増やす予定だ。天候という読みにくい要因を抱えるなかで、業務用など新しい販路をどこまで広げられるかが焦点になる。