3321東証スタンダード半導体・電子部品の販売、EMS(電子機器の受託製造)
2027年5月期 第1四半期 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
名古屋の電子部品商社、ミタチ産業の2027年5月期第1四半期(2026年6〜8月)は、自動車部品メーカー向けの半導体・電子部品やEMS(受託製造)の受注が増え、売上高が前年同期比13.9%増の315億円となった。一方、人件費や物流費の増加で営業利益は3.8%減の6億82百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は8.2%減の5億16百万円だった。通期は売上高4.4%減、営業利益15.0%減の予想を据え置き、配当は年70円(前期80円)の予想。
売上高
31,591百万円
+13.9%営業利益
682百万円
△3.8%経常利益
778百万円
+7.0%親会社株主に帰属する四半期純利益
516百万円
△8.2%自己資本比率
45.9%
前期末43.7%ハイライト
- 売上高は31,591百万円(前年同期比+13.9%)、営業利益は682百万円(△3.8%)、経常利益は778百万円(+7.0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は516百万円(△8.2%)
- 売上総利益は1,618百万円(+8.2%)に増えたが、販売費及び一般管理費が936百万円(+19.0%)に増えた。人件費は483百万円(+10.6%)、運賃及び荷造費は217百万円(+40.7%)
- 分野別売上高は、自動車が23,914百万円(+10.3%、構成比75.7%)、民生が2,721百万円(+24.6%)、産業機器が1,360百万円(+51.0%)、アミューズメントが1,016百万円(+28.7%)
- 品目別では、半導体が23,955百万円(+8.7%)、電子部品が2,762百万円(+35.1%)、ユニット・アセンブリが3,198百万円(+30.6%)
- 国内事業部門は売上高26,320百万円(+13.7%)、セグメント利益561百万円(△6.9%)。海外事業部門は売上高5,271百万円(+15.0%)、セグメント利益272百万円(+4.4%)
- 通期予想は据え置き。売上高115,000百万円(前期比△4.4%)、営業利益2,350百万円(△15.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,900百万円(△10.8%)。中間期は営業利益1,400百万円(△11.1%)を見込む
- 配当は年70円(中間35円・期末35円)の予想。前期は年80円
- 総資産は39,714百万円、純資産は18,296百万円、自己資本比率は45.9%
財政状態
総資産
39,714百万円
純資産
18,296百万円
自己資本比率
45.9%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年5月期 通期予想(据え置き) | 115,000百万円△4.4% | 2,350百万円△15.0% | 2,700百万円△11.6% | 1,900百万円△10.8% |
注目ポイント
自動車向けを中心に半導体・電子部品の販売や受託製造が伸び、売上は1割以上増えた。売上総利益も8%増えたが、人件費や運賃などの販管費が19%増え、営業利益はわずかに減った。
会社は通期で減収減益を見込み、予想を据え置いた。第1四半期の売上は好調だったが、年間では前期を下回る想定で、下期の需要を慎重にみている。
配当も前期の年80円から70円に減る予想だ。売上の伸びを利益に結びつけられるかが課題になる。