決算ノート
4394東証グロース組込みソフトウェア開発のコンサルティング

2026年11月期 第3四半期 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

組込みソフトウェア開発のコンサルティングを手がけるエクスモーションの2026年11月期第3四半期累計(2025年12月〜2026年8月)は、自動車業界からの継続案件に加え他業界の新規顧客も増え、売上高が前年同期比3.4%増の10億62百万円、営業利益が17.2%増の1億55百万円となった。自動運転などAI関連企業からの売上は前年同期の2倍を超えた。一方、「CoBrain」などのストック型サービスは計画に届かなかった。通期予想と期末10円(株式分割後)の配当予想は据え置いた。

売上高

1,062百万円

+3.4%

営業利益

155百万円

+17.2%

経常利益

160百万円

+17.8%

親会社株主に帰属する四半期純利益

103百万円

+19.0%

自己資本比率

90.4%

前期末89.9%

ハイライト

  • 売上高は1,062百万円(前年同期比+3.4%)、営業利益は155百万円(+17.2%)、経常利益は160百万円(+17.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は103百万円(+19.0%)。売上総利益は467百万円(+10.4%)。売上高・営業利益とも第3四半期累計として過去最高
  • AI関連企業からの売上は前年同期比+105.8%。自動運転のティアフォーや、半導体製造装置のニコンなど、AIに早くから取り組む企業への支援が広がった。従来型より売上・利益率とも高い案件へのシフトが進んでいる
  • コンサルティング事業は、自動車業界の顧客からの継続案件を中心に、ほかの産業分野からの新規顧客の獲得も進んだ
  • 生成AIを使った要件定義支援「CoBrain」と学習サービス「Eureka Box」のストックビジネスは、売上は増えたものの計画には届かなかった。商談から受注への転換率は20%超で、商談件数を増やす施策を進めている
  • 「CoBrain」は新たに「Model Context Protocol(MCP)」への対応を始めた
  • 通期予想は据え置き。売上高1,451百万円(前期比+4.7%)、営業利益204百万円(+7.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益133百万円(+4.5%)
  • 2026年6月1日付で1株を2株に分割した。配当は中間5円(分割前)と期末10円(分割後)の予想で、分割前の基準では年25円(前期は年20円)
  • 総資産は1,878百万円、純資産は1,697百万円、自己資本比率は90.4%

財政状態

総資産

1,878百万円

純資産

1,697百万円

自己資本比率

90.4%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2026年11月期 通期予想(据え置き)1,451百万円+4.7%204百万円+7.7%206百万円+6.4%133百万円+4.5%

注目ポイント

自動車などの組込みソフトウェア開発を支援するコンサルティング会社で、第3四半期までは増収増益となった。売上の伸びは小さいものの、利益は2割近く増えている。

自動運転や半導体製造装置など、AIに早くから取り組む企業への支援が伸び、AI関連企業からの売上は前年同期の2倍を超えた。一方、AIを使った要件定義支援「CoBrain」や学習サービス「Eureka Box」といった継続課金型のサービスは、計画に届いていない。

第3四半期までの営業利益は通期予想の76%(当社試算)で、計画どおりの進み具合だ。利益率の高いAI関連の案件を増やしつつ、継続課金型サービスの商談を増やせるかが焦点になる。

出典:株式会社エクスモーション「2026年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)/決算補足説明資料(2026年10月2日)」(2026年10月2日開示)

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