6279東証プライム衛生用品製造機械(紙おむつ・生理用ナプキン製造機等)、コットンスパンレース不織布
2027年2月期 中間期 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
紙おむつ製造機械大手の瑞光の2027年2月期中間期(2026年2月21日〜8月20日)は、2025年12月に譲り受けたコットンスパンレース不織布事業が寄与して売上高が前年同期比3.9%増の108億円となった一方、出荷が下期に偏る中国子会社の大幅な減収で、営業損益は2億22百万円の損失(前年同期は3億86百万円の利益)に転落した。会社は下期に回復するとみて、通期予想(営業利益17億80百万円)と年20円の配当予想は据え置いた。
売上高
10,899百万円
+3.9%営業利益赤字
△222百万円
前年同期386百万円経常利益赤字
△158百万円
前年同期422百万円親会社株主に帰属する中間純利益赤字
△146百万円
前年同期316百万円自己資本比率
66.7%
前期末69.1%ハイライト
- 売上高は10,899百万円(前年同期比+3.9%)、営業損益は222百万円の損失(前年同期は386百万円の利益)、経常損益は158百万円の損失、親会社株主に帰属する中間純損益は146百万円の損失
- 出荷基準で売上を計上する瑞光(上海)の出荷が下期に偏り、同社の中間期の売上高は前年同期比1,339百万円(35.3%)減った
- 衛生用品製造機械事業は売上高8,656百万円(△16.0%)、セグメント損失227百万円(前年同期比△635百万円)。小児用紙おむつ製造機械は△42.3%、生理用ナプキン製造機械は△43.4%。新製品案件の納期遅延によるコスト増は中間期末でおおむね収束した
- 2025年12月に譲り受けたコットンスパンレース事業は売上高2,089百万円、セグメント利益3百万円と、初年度から黒字を確保した。顧客の低価格志向の影響もあった
- 当期からセグメントを、衛生用品製造機械事業、コットンスパンレース事業、その他事業の3つに分けた
- 通期予想は据え置き。売上高27,000百万円(前期比+27.5%)、営業利益1,780百万円(+993.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,280百万円(△35.1%)。下期は瑞光(上海)の売上増と納期遅延コストの収束で、売上・利益とも回復するとしている
- 配当は中間12円(普通8円・記念4円)、期末8円の年20円の予想(前期は年12円)
- 総資産は54,192百万円、純資産は36,213百万円、自己資本比率は66.7%
財政状態
総資産
54,192百万円
純資産
36,213百万円
自己資本比率
66.7%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2027年2月期 通期予想(据え置き) | 27,000百万円+27.5% | 1,780百万円+993.9% | 1,820百万円+419.1% | 1,280百万円△35.1% |
注目ポイント
中間期は営業赤字になったが、主な原因は中国子会社の出荷が下期に集中するという時期のずれだ。同社は機械を出荷した時点で売上を計上するため、出荷のタイミングで業績が大きく振れる。
新たに加わった不織布事業は売上を押し上げ、初年度から小幅ながら黒字を確保した。前期から続いていた新製品の納期遅れによるコスト増も、おおむね収まったとしている。
会社は通期で営業利益17億円台への回復を見込み、予想を据え置いた。中間期が赤字のため、下期だけで20億円規模(当社試算)の営業利益が必要になる計算で、中国子会社の出荷が計画どおり進むかが鍵になる。