決算ノート
6469東証スタンダード放電加工・表面処理(航空機エンジン部品、ガスタービン部品)、金型、機械装置

2027年2月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

放電精密加工研究所の2027年2月期中間期(3〜8月)は、売上高が前年同期比21.6%増の86億36百万円、営業利益が83.7%増の11億32百万円となった。航空機エンジン部品や防衛装備品、ガスタービン部品の需要が増え、高付加価値品の売上増で収益性が上がった。親会社株主に帰属する中間純利益は113.3%増の7億32百万円。同日、通期予想を修正して営業利益18億32百万円(前期比+63.2%)とし、期末配当予想を25円(前期18円)に引き上げた。

売上高

8,636百万円

+21.6%

営業利益

1,132百万円

+83.7%

経常利益

1,076百万円

+88.2%

親会社株主に帰属する中間純利益

732百万円

+113.3%

放電加工・表面処理の売上高

6,173百万円

+27.2%

自己資本比率

46.7%

前期末45.7%

ハイライト

  • 売上高は8,636百万円(前年同期比+21.6%)、営業利益は1,132百万円(+83.7%)、経常利益は1,076百万円(+88.2%)、親会社株主に帰属する中間純利益は732百万円(+113.3%)
  • 放電加工・表面処理は売上高6,173百万円(+27.2%)、営業利益1,469百万円(+46.7%)。航空機エンジン部品が増収となり、防衛力整備計画の拡充で防衛装備品の需要も増えた
  • 環境・エネルギー関連では、ガスタービン部品で前年に能力を増強した設備が段階的に生産を始め、増収となった
  • 金型は売上高1,793百万円(+9.0%)、営業利益211百万円(+38.9%)。セラミックスハニカム押出用金型で高付加価値品の需要が増えた。住宅用アルミ押出用金型の受注は前期並み
  • 機械装置等は売上高669百万円(+11.1%)、営業利益152百万円(+163.4%)。自動車関連プレス部品の価格改定が寄与した
  • 通期予想を同日修正した。修正後は売上高17,067百万円(前期比+19.2%)、営業利益1,832百万円(+63.2%)、経常利益1,715百万円(+65.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,151百万円(+39.9%)。修正前の金額は決算短信に記載がない【要確認】
  • 期末配当予想を25円に修正(増配)した。前期は18円。中間配当はない
  • 総資産は19,474百万円、自己資本比率は46.7%。短期借入金が616百万円増えた

財政状態

総資産

19,474百万円

純資産

10,086百万円

自己資本比率

46.7%

1株当たり純資産

851.73円

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年2月期 通期予想(10月6日修正)17,067百万円+19.2%1,832百万円+63.2%1,715百万円+65.2%1,151百万円+39.9%

注目ポイント

売上が2割増え、営業利益は1.8倍になった。けん引したのは売上の7割を占める放電加工・表面処理で、航空機エンジン部品、防衛装備品、ガスタービン部品がそろって伸びた。会社は、航空・宇宙関連の量産効果と、環境・エネルギー関連の高付加価値品の増加で収益性が上がったと説明している。

金型と機械装置等も増収増益だった。金型では住宅向けの受注が前期並みにとどまる一方、セラミックスハニカム向けが利益を押し上げた。

通期予想と期末配当予想は同日に修正された。配当は増配と明記されているが、業績予想の修正前の金額は決算短信に載っていないため、修正の幅は別途開示のお知らせで確認する必要がある。中間期の営業利益は修正後の通期予想の62%(当社試算)にあたる。

出典:株式会社放電精密加工研究所「2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年10月6日)」(2026年10月6日開示)

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