「大幅増益」の決算サマリー(25件)
株式会社アンサーホールディングス
2026年6月期
北九州市を地盤に不動産の買取再販や賃貸管理を手がけるアンサーホールディングス(連結)の2026年6月期は、翌期に予定していた販売用不動産の売却を前倒しで実現したことが大きく寄与し、売上高が前期比37.0%増の24億93百万円、営業利益が同474.2%増の2億78百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同639.7%増の1億57百万円と大幅な増収増益となった。9月29日に、精査を続けていた仮受金の内容と振替処理が確定したとして決算短信を訂正しており、本記事は訂正後の数値で記載している。2027年6月期は前倒しの反動で営業利益41.5%減を見込む。
株式会社NaITO
2027年2月期 第2四半期(中間期)
切削工具などの機械工具を扱う専門商社のNaITO(連結)の2027年2月期中間期(2026年3〜8月)は、主力の切削工具メーカーの価格改定や、タングステンの供給不安を背景とした需要の前倒しで、売上高が前年同期比18.1%増の256億40百万円となった。増収効果で営業利益は同296.5%増の8億21百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同293.4%増の5億90百万円と大幅な増益。同日、通期予想を修正し、売上高480億円(前期比10.3%増)、営業利益12億50百万円(同209.7%増)とした。
北川精機株式会社
2026年6月期
基板成形用のプレス装置を主力とする北川精機(連結)の2026年6月期は、銅張積層板・多層基板成形用のプレス装置と搬送機械の売上が順調で、売上高が前期比6.1%増の66億07百万円、営業利益が同52.2%増の9億49百万円と大幅な増益だった。売上総利益率が上がり、為替差益も加わって、親会社株主に帰属する当期純利益は同90.1%増の7億50百万円。2027年6月期は売上高51.3%増の100億円、営業利益26.4%増の12億円を見込み、年間配当は23円(前期12円)から25円に増やす予定。
株式会社デルソーレ
2027年3月期 第1四半期
冷凍ピザやナンなどのフラットブレッドを製造するデルソーレ(単体)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、2024年10月の千葉工場火災で失った販路・商品の回復を進め、業務用を中心に食品事業が伸びて、売上高が前年同期比16.2%増の39億63百万円、営業利益が同5.0倍の2億47百万円となった。前年同期に計上した火災関連の操業停止費用がなくなり、経常利益は2億78百万円(前年同期14百万円)、四半期純利益は2億06百万円(同9百万円の損失)に回復した。通期予想は据え置いた。
ユナイトアンドグロウ株式会社
2026年12月期 第2四半期(中間期)
中堅・中小企業の情報システム部門をIT人材のシェアで支援するユナイトアンドグロウ(単体)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、価格改定による稼働単価の上昇とシェアード社員の増加で、売上高が前年同期比27.1%増の20億68百万円、営業利益が同45.3%増の3億82百万円、中間純利益が同45.8%増の2億83百万円となった。四半期ベースの売上高は過去最高を更新した(会社資料)。通期予想(営業利益6億52百万円)に対する営業利益の進捗は58.6%で、会社は下期に採用・育成費などを見込み、予想を据え置いた。
日本精蝋株式会社
2026年12月期 第2四半期(中間期)
石油ワックスを製造する日本精蝋(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、中東情勢の緊迫化による原材料価格の高騰に合わせて販売価格を改定(サーチャージ制度を導入)し、売上高が前年同期比5.9%増の99億54百万円となった。値上がり前に購入した原材料を使ったことで原価の上昇が遅れ、営業利益は同3.3倍の17億23百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同4.3倍の11億56百万円となった。通期予想を上方修正し、営業利益を18億円から31億円、純利益を8億円から20億円とした。会社は、原材料価格が下がる局面では今回の増益分の反動減が生じる見込みとしている。
テスホールディングス株式会社
2026年6月期 通期
省エネ・再エネ設備のエンジニアリングと発電事業を手がけるテスホールディングス(連結)の2026年6月期(2025年7月〜2026年6月)は、蓄電システムや系統用蓄電所のEPC(設計・調達・建設)が伸び、佐賀伊万里バイオマス発電所の営業運転開始などで売電収入も増えて、売上高が前期比39.6%増の512億17百万円、営業利益が同2.1倍の53億26百万円となった。前期のデリバティブ評価損がほぼなくなり、経常利益は38億34百万円(前期は6億41百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は同10.4倍の21億23百万円。今期は売上高640億円(25.0%増)を見込む一方、営業利益は47億円(11.8%減)と減益を予想する。
株式会社レントラックス
2027年3月期 第1四半期
成果報酬型広告を主力とするレントラックス(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、前期に子会社化した貴金属リユース・精錬の井嶋金銀工業の損益を今期から取り込み、売上高が前年同期の約11.6倍の118億15百万円、営業利益が同2.4倍の10億98百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は同2.6倍の7億17百万円。営業利益は第1四半期だけで第2四半期累計予想(5億99百万円)の1.8倍に達したが、会社は貴金属相場の変動で第2四半期の売上原価が変わる可能性があるとして、予想を据え置いた。
キャリアリンク株式会社
2027年3月期 第1四半期
自治体向けBPO(業務受託)を主力とするキャリアリンク(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、マイナンバー関連や市民窓口業務の受注増と、AI・データセンター関連の需要拡大による製造派遣の伸びで、売上高が前年同期比10.2%増の113億66百万円となった。自治体との請負案件で4〜6月に履行する業務の比重が小さく売上原価が減ったことなどから、営業利益は同64.2%増の15億89百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同67.1%増の10億82百万円。営業利益は第2四半期累計予想の93.9%に達したが、会社は第2四半期以降に業務量が増える見込みで精緻な予測が難しいとして、予想を据え置いた。
株式会社コンヴァノ
2027年3月期 第1四半期
ネイルサロンを祖業とするコンヴァノ(IFRS・連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、前期に子会社化したDataStrategyのコンサルティング事業が寄与し、売上収益が前年同期比6.5倍の69億07百万円、営業利益が19億37百万円(前年同期1億73百万円)と急拡大した。親会社の所有者に帰属する四半期利益は同10.3倍の11億95百万円。7月にアクセルマークを第三者割当増資の引き受けで子会社化し、8月には株主優待用と借入金の担保分を除く保有暗号資産の売却を完了した。売却に伴い第2四半期に売却損298百万円を計上する予定。
株式会社おきなわフィナンシャルグループ
2027年3月期 第1四半期
沖縄銀行を傘下に持つおきなわフィナンシャルグループ(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、貸出金利回りの上昇と好調な県経済を背景に貸出金利息が増え、有価証券利息配当金も伸びて、経常収益が前年同期比16.5%増の198億55百万円となった。預金利息や営業経費は増えたが、経常利益は同39.8%増の53億12百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同40.9%増の36億10百万円と大幅な増益。第2四半期累計予想に対する純利益の進捗は64.5%(当社試算)で、予想は据え置いた。
Zenken株式会社
2026年6月期
ニッチな商品向けの専門メディア制作と海外人材紹介を手がけるZenken(連結)の2026年6月期は、インドなどからのエンジニア・介護人材の紹介が好調で、売上高が前期比5.0%増の58億15百万円、営業利益が同77.5%増の6億85百万円と大幅増益だった。親会社株主に帰属する当期純利益は同55.7%増の5億32百万円。年間配当は13円から27円に増やした。一方、売上債権が大きく増えて営業キャッシュ・フローは4億08百万円の支出となった。2027年6月期は売上高16.9%増、営業利益12.3%増を見込む。
株式会社あいちフィナンシャルグループ
2027年3月期 第1四半期
愛知県を地盤とするあいちフィナンシャルグループ(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、貸出金利息と有価証券利息配当金、株式売却益が増え、経常収益が前年同期比49.3%増の399億11百万円、経常利益が同2.7倍の144億37百万円となった。退職給付信託返還益約66億円の計上もあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同3.8倍の144億85百万円。経常利益・純利益とも第1四半期で第2四半期累計の予想を上回ったが、予想は据え置いた。
ゼビオホールディングス株式会社
2027年3月期 第1四半期
スポーツ用品小売大手のゼビオホールディングス(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、シューズやゴルフ、サッカーワールドカップ関連の需要とEC販売の伸びで、売上高が前年同期比6.1%増の682億42百万円、営業利益が同38.7%増の39億49百万円となった。前年同期に計上した「ゼビオアリーナ仙台」の引き渡しに伴う固定資産処分損がなくなり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同9.8倍の28億19百万円。営業利益・経常利益・純利益とも、第1四半期だけで第2四半期累計の予想を上回ったが、予想は据え置いた。
SOMPOホールディングス株式会社
2027年3月期 第1四半期
損害保険ジャパンなどを傘下に持つSOMPOホールディングス(連結・IFRS)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、海外保険事業の保険収益が3,318億円増えたことなどで、保険収益が前年同期比28.0%増の1兆6,169億円となった。保険サービス損益は234億円増の1,215億円、金融損益は798億円増の1,463億円で、税引前四半期利益は同59.3%増の2,403億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同52.8%増の1,811億円。通期予想(4,900億円)は据え置き、進捗は37.0%。
MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社
2027年3月期 第1四半期
三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保を傘下に持つMS&ADインシュアランスグループホールディングス(連結・IFRS)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、保険収益が前年同期比14.1%増の1兆6,861億円、保険サービス損益が457億円増の2,092億円となり、投資損益の増加で金融損益も705億円増えた。税引前四半期利益は同33.4%増の4,409億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同33.4%増の3,286億円。通期予想(4,250億円)は据え置いたが、第1四半期で77.3%に達している。
日本空港ビルデング株式会社
2027年3月期 第1四半期
羽田空港の旅客ターミナルを運営する日本空港ビルデング(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、旅客数の増加と円安を背景にした免税店売上の好調で、営業収益が前年同期比7.4%増の741億26百万円となった。販管費がほぼ横ばいにとどまり、営業利益は同40.7%増の143億62百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同34.4%増の84億18百万円と大幅な増益。会社は予想を上回って進捗しているとしつつ、為替や中東情勢を理由に業績予想を据え置いた。
MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社
2026年3月期 通期(IFRS)
三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保を傘下に持つMS&ADインシュアランスグループホールディングス(連結)が、2026年3月期の有価証券報告書からIFRS(国際会計基準)を任意適用するのに合わせて公表したIFRSベースの決算短信。保険収益は前期比8.2%増の6兆4,360億円、保険サービス損益は5,254億円、税引前利益は同53.4%増の7,035億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同70.1%増の5,106億円となった。同社は日本基準の決算短信を2026年5月20日に公表している。今期は親会社の所有者に帰属する当期利益4,250億円(△16.8%)、年間配当170円(前期160円)を見込む。
SOMPOホールディングス株式会社
2026年3月期 通期
損害保険ジャパンなどを傘下に持つSOMPOホールディングス(連結・IFRS)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、保険収益が前期比6.1%増の5兆3,729億円となり、保険サービス損益が2,841億円増の5,882億円、投資損益を含む金融損益も2,251億円増の3,449億円となった。税引前利益は同2.6倍の8,432億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同2.6倍の6,400億円。年間配当は150円(前期132円)で、今期は親会社の所有者に帰属する当期利益4,900億円(△23.4%)を見込む一方、配当は200円に増やす予定。
株式会社IBJ
2026年12月期 第1四半期
結婚相談所のネットワークを運営するIBJ(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、写真スタジオなどを運営するデコルテ・ホールディングスの連結子会社化でウエディング&フォト事業が大きく伸び、売上高が前年同期比54.1%増の74億21百万円、営業利益が同56.9%増の15億80百万円となった。投資有価証券売却益もあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同67.5%増の10億29百万円。第1四半期で第2四半期累計の純利益予想の97.9%に達したが、予想は据え置いた。
株式会社フリークアウト・ホールディングス
2026年9月期 第2四半期(中間期)
広告配信プラットフォームやYouTuber事務所UUUMを傘下に持つフリークアウト・ホールディングス(連結)の2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は、UUUMを中心とするクリエイター事業の再成長と投資事業での保有株式の一部売却で、売上高が前年同期比15.8%増の293億68百万円、営業利益が同9.5倍の11億43百万円となった。持分法投資利益や為替差益も加わり、経常利益は18億58百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同6.8倍の13億98百万円。経常利益と純利益は中間期ですでに通期予想を上回ったが、予想は据え置いた。
キャリアリンク株式会社
2026年3月期 通期
地方自治体向けのBPO(業務受託)などを手がけるキャリアリンク(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、マイナンバーや戸籍法改正関連、市民窓口などの自治体案件と製造系人材派遣が伸び、売上高が前期比10.5%増の446億42百万円、営業利益が同44.6%増の38億95百万円となった。減損損失1億17百万円を計上したが、親会社株主に帰属する当期純利益は同41.5%増の25億88百万円。今期は売上高491億円(10.0%増)、営業利益40億95百万円(5.1%増)を見込む。配当は年120円を維持する。
株式会社アイキューブドシステムズ
2026年6月期 第3四半期
スマートフォンなどの業務用端末をまとめて管理するソフト「CLOMO」を提供するアイキューブドシステムズ(連結)の2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は、NTTドコモのMDMサービス終了に伴う、同社にOEM提供する「あんしんマネージャーNEXT」への移行需要で新規顧客が増え、売上高が前年同期比20.0%増の32億62百万円、営業利益が同45.1%増の10億18百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は同48.7%増の6億57百万円。導入法人数は10,100社。営業利益は通期予想(11億13百万円)の91.5%に達したが、予想は据え置いた。
株式会社博展
2025年12月期 通期
展示会やイベントの企画・制作・運営を手がける博展(連結)の2025年12月期(2025年1〜12月)は、大阪・関西万博や世界陸上などの固有の要因で業績が大きく伸び、売上高が前期比23.8%増の233億36百万円、営業利益が同86.0%増の25億92百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同91.6%増の19億13百万円となった。期末配当は特別配当4円を含め20円に引き上げた。今期は売上高237億50百万円(1.8%増)、営業利益22億48百万円(13.3%減)と減益を見込む。
株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス
2026年3月期 第3四半期
宅配寿司「銀のさら」を展開するライドオンエクスプレスホールディングス(連結)の2026年3月期第3四半期累計(2025年4〜12月)は、4月のメニュー改定や「銀のさら」25周年の販売施策で売上高が前年同期比2.8%増の176億29百万円となった。生産性の向上やサービス終了による費用の適正化で販管費が減り、営業利益は同41.0%増の4億94百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同55.7%増の2億43百万円となった。通期予想(2025年12月19日公表)は据え置いた。