決算ノート
9558東証グロース先端エンジニアリング事業(IT・開発エンジニアの派遣・受託)

2026年11月期 第3四半期 決算サマリー顔マークの見方

サマリー

エンジニア派遣・受託開発のジャパニアスの2026年11月期第3四半期累計(2025年12月〜2026年8月)は、M&Aによる事業基盤の拡大などで売上高が前年同期比12.2%増の99億円となった一方、人件費や売上原価の増加で営業利益は19.4%減の5億11百万円だった。会社は、上期に発生した一時的なコスト増が縮小し、第3四半期単体では収益性が改善したとしている。通期予想(営業利益10億35百万円、+5.3%)と年101円の配当予想は据え置いた。

売上高

9,977百万円

+12.2%

営業利益

511百万円

△19.4%

経常利益

601百万円

△15.9%

四半期純利益

395百万円

△15.9%

エンジニア数

1,973名

自己資本比率

57.8%

前期末58.4%

ハイライト

  • 売上高は9,977百万円(前年同期比+12.2%)、営業利益は511百万円(△19.4%)、経常利益は601百万円(△15.9%)、四半期純利益は395百万円(△15.9%)
  • M&Aによる事業基盤の拡大などで2桁の増収が続いた。エンジニア数の拡大、高付加価値案件の獲得、単価の改善に取り組んでいる
  • 利益は累計では減益だが、会社は上期の一時的なコスト増が縮小し、第3四半期単体では収益性が改善したと説明している
  • 第3四半期末のエンジニア数は1,973名で、人員体制の見直しにより第2四半期末より若干減った
  • M&A、中間配当、自己株式の取得(54百万円)で現金及び預金が918百万円減り、無形固定資産が391百万円増えた
  • 通期予想は据え置き。売上高13,150百万円(前期比+8.8%)、営業利益1,035百万円(+5.3%)、当期純利益785百万円(+2.6%)
  • 配当は年101円(中間50円・期末51円)の予想(前期99円)。自己資本比率は57.8%

財政状態

総資産

5,755百万円

純資産

3,324百万円

自己資本比率

57.8%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益当期純利益
2026年11月期 通期予想(据え置き)13,150百万円+8.8%1,035百万円+5.3%1,120百万円+3.9%785百万円+2.6%

注目ポイント

企業のDXやAI関連の投資でエンジニアの需要は強く、M&Aの効果もあって売上は12%伸びた。一方、人件費などのコストが先に増え、営業利益は2割近く減った。

会社は、上期の一時的なコスト増が縮小して第3四半期単体では収益性が改善したと説明している。

それでも、第3四半期までの営業利益は通期予想の49%(当社試算)にとどまる。予想の達成には第4四半期だけで5億円超の営業利益が必要になる計算で、ハードルは高い。

出典:ジャパニアス株式会社「2026年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)/第3四半期決算説明資料(2026年10月5日)」(2026年10月5日開示)

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