2026年9月9日開示の決算サマリー(11件)
ベステラ株式会社
2027年1月期 中間期
プラント・工場設備の解体・メンテナンスを手がけるベステラ(連結)の2027年1月期中間期は、大型工事の施工が計画を上回り、売上高が前年同期比15.6%増の58億95百万円、営業利益が同154.1%増の5億74百万円、経常利益が同183.2%増の6億9百万円と大幅な増収増益となった。 一方、投資有価証券評価損5億円を特別損失に計上したこともあり、親会社株主に帰属する中間純利益は同55.1%減の99百万円。運転資金の確保に向けて60億円を長期借入したことで総資産は137億円に膨らみ、自己資本比率は64.8%から38.3%に低下した。 2026年4月に川崎市の解体工事現場で発生した設備落下事故(4名が亡くなった)の損益への影響は、通期予想に含まれていない。
株式会社柿安本店
2027年4月期 第1四半期
精肉・惣菜・和菓子・レストラン・食品を手がける柿安本店(連結)の2027年4月期第1四半期(2026年5〜7月)は、売上高が前年同期比2.4%減の84億46百万円、営業利益が同72.8%減の65百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同88.8%減の16百万円と、減収・大幅減益となった。 利益の柱である惣菜事業のセグメント利益が46.2%減の1億23百万円、精肉事業も21.8%減益となり、レストラン事業は21百万円の損失に転じた。 会社は、消費者の節約志向、原材料価格の上昇、労働力不足で収益環境が厳しいと説明する。通期予想(営業利益14億円、△1.9%)は据え置きで、第1四半期の進捗は4.6%にとどまる。
株式会社テンポスホールディングス
2027年4月期 第1四半期
中古厨房機器販売の「テンポスバスターズ」や、「ステーキのあさくま」などの飲食事業を展開するテンポスホールディングスの2027年4月期第1四半期(2026年5〜7月)は、 子会社の加入(サンライズサービスなど)と飲食事業の拡大で売上高が前年同期比17.6%増の140億92百万円と2桁増収となったが、新規出店・採用・教育などの先行費用がかさみ、 営業利益は同40.2%減の4億27百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同30.5%減の3億45百万円と大幅な減益。通期予想(営業利益42億60百万円、前期比+47.4%)は据え置きで、 第2四半期以降に利益を大きく積み上げる計画となっている。
株式会社ビューティガレージ
2027年4月期 第1四半期
理美容機器・化粧品などプロ向け美容商材のEC販売と、店舗設計、開業支援を手がけるビューティガレージ(連結)の2027年4月期第1四半期(2026年5〜7月)は、売上高が前年同期比13.7%増の102億50百万円、営業利益が同98.4%増の4億75百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同67.8%増の2億73百万円と、大幅な増収増益となった。 新物流拠点(柏FC)の本格稼働で、新旧拠点の並行稼働が解消し、一時的に増えていた物流費が適正な水準に戻ったことで、物販事業の利益が92.3%増と伸びた。 第2四半期累計・通期の予想は据え置きで、第1四半期の進捗は営業利益で累計予想の54.4%、通期予想の21.5%。
株式会社ステムリム
2026年7月期
体内の間葉系幹細胞を集める「再生誘導医薬」レダセムチドを開発するステムリム(非連結)の2026年7月期は、事業収益がなく(前期もなし)、研究開発費15億円、販管費5億円を計上して営業損失19億98百万円(前期19億71百万円)、 当期純損失18億51百万円(同19億29百万円)となった。定期預金の預入で現金及び現金同等物は69.9億円から21.8億円に減ったが、定期預金を含む現金及び預金は53.8億円あり、 会社は2028年までの研究開発資金を確保しているとする。2027年7月期の業績予想は、マイルストーン収入の時期を予想できないため非開示とし、現金支出の見込み(研究開発13〜17億円、一般管理費2.3〜3.1億円)のみを示した。
ANYCOLOR株式会社
2027年4月期 第1四半期
VTuberグループ「にじさんじ」を運営するANYCOLOR(非連結)の2027年4月期第1四半期(2026年5〜7月)は、売上高が前年同期比5.4%増の166億20百万円と伸びたものの、売上原価が17.7%増えて売上総利益は6.6%減となり、営業利益は同8.8%減の63億90百万円、四半期純利益は同10.6%減の43億65百万円と増収減益となった。 営業利益率は44.4%から38.4%に低下。所属VTuberは181人(前年同期比+16人)、ANYCOLOR IDは210.6万ID(同+19.3%)に増えた。 通期予想はレンジ形式のまま修正なしで、第1四半期の営業利益は通期予想レンジの約3分の1にあたる。
株式会社pluszero
2026年10月期 第3四半期
AIを中心にIT・ハードウェアを組み合わせたソリューションを提供するpluszero(非連結)の2026年10月期第3四半期累計(2025年11月〜2026年7月)は、製造業・情報通信業向けのプロジェクト型の契約単価が上がり、売上高が前年同期比17.0%増の13億61百万円、営業利益が同29.4%増の5億9百万円、四半期純利益が同29.3%増の3億24百万円と増収増益となった。 売上総利益率は58.0%から61.5%へ上昇。研究開発中の「仮想人材派遣」の中核技術の一部を、将来の収益獲得が確実になったとして資産計上している。 2026年3月に自己株式88,800株(約2億円)を取得。通期予想は据え置きで、累計の進捗は約68%、第4四半期の売上高は前年同期の約1.7倍が必要となる計算。
株式会社三井ハイテック
2027年1月期 中間期
モーターコア(電機部品)、電子部品、金型・工作機械を手がける三井ハイテック(連結)の2027年1月期中間期は、電動車向けモーターコアと車載・民生向けの電子部品が伸び、売上高が前年同期比20.6%増の1,306億72百万円、営業利益が同86.2%増の118億18百万円、親会社株主に帰属する中間純利益が同137.3%増の99億43百万円と大幅な増収増益となった。 経常利益は外貨建て金融資産の為替差益14億円が加わり、同122.8%増の133億19百万円。 通期予想は2026年9月9日付で修正され、売上高2,720億円(+24.6%)、営業利益195億円(+54.1%)としたが、修正前の数値は短信に記載がない。中間期の営業利益は通期予想の約6割に達し、下期は上期を下回る計画になっている。
株式会社ハウテレビジョン
2027年1月期 中間期
「外資就活ドットコム」などの就活・転職プラットフォームを運営するハウテレビジョン(連結)の2027年1月期中間期は、新卒サービスの売上高が前年同期比20.1%増の14億28百万円と伸び、売上高が同17.5%増の16億54百万円、営業利益が同15.9%増の3億29百万円と増収増益となった。 新リース会計基準の早期適用でリース負債(約7.8億円)と使用権資産が貸借対照表に載り、総資産は7億円超増えて自己資本比率は46.8%に低下した。 通期予想は据え置きだが、営業利益の予想は50百万円(前期比△80.1%)と、上期実績(3億29百万円)を大きく下回る水準になっている。
株式会社あさくま
2027年1月期 中間期
「ステーキのあさくま」を展開するあさくま(非連結)の2027年1月期中間期は、既存店売上高が前年同期比115.8%と好調で、新規出店の効果も加わり、売上高が前年同期比27.2%増の58億59百万円と大幅に増えた。 一方、新規出店・改装・修繕のコストが先行し、営業利益は同6.1%減の1億68百万円、中間純利益は前年同期に法人税等の還付があった反動もあり同26.3%減の92百万円と減益。 自己株式の取得(4億36百万円)で現金が減り、自己資本比率は66.6%。通期予想(営業利益6億60百万円、+27.3%)は据え置きで、8月までの累計は売上・利益とも計画を上回るとしている。
株式会社ビーアンドピー
2026年10月期 第3四半期
インクジェットプリントやオーダーグッズ制作などの「総合販促支援」を手がけるビーアンドピー(連結)の2026年10月期第3四半期累計(2025年11月〜2026年7月)は、売上高が前年同期比7.1%増の34億81百万円、営業利益が同3.1%増の5億20百万円、四半期純利益が同0.1%増の3億50百万円と、増収・利益ほぼ横ばいとなった。 第1四半期は前年の大阪・関西万博関連の反動などで鈍かったが、第2・第3四半期に受注が回復し、第3四半期会計期間は当社単体で過去最高の売上高・営業利益となった。 通期予想(営業利益7億50百万円、+6.9%)は据え置きで、累計の進捗は約7割。2026年8月に新和の子会社化、9月にNext Group Holdingsとの業務提携を決めた。