「不適切会計」の決算サマリー(6件)
株式会社アドバンスクリエイト
2026年9月期 第3四半期
保険代理店大手アドバンスクリエイトの2026年9月期第3四半期累計は、メディアレップ事業の受注が堅調に推移し売上高は 前年同期比0.4%増の48億55百万円。営業損失・経常損失・親会社株主帰属四半期純損失はいずれも前年同期から縮小したが、 純資産は276百万円の債務超過となり、継続企業の前提に関する重要な疑義注記が付された。完全子会社での不適切な会計処理も判明している。
株式会社Sun Asterisk
2026年12月期 第2四半期(中間期)
デジタル・クリエイティブスタジオ事業を展開するSun Asteriskの2026年12月期中間期は、 クリエイティブ&エンジニアリング事業の既存顧客受注が堅調に推移し、売上高は前年同期比25.8%増の88億81百万円。 営業利益・経常利益・親会社株主帰属中間純利益はいずれも大幅増益となった。一方、ベトナム子会社で 不適切な会計処理が確認されたことも開示している。
Abalance株式会社
2026年3月期
太陽光パネル製造を主力とするAbalance(連結)の2026年3月期(12か月)は、売上高1,201億69百万円、営業利益139億28百万円、親会社株主に帰属する当期純利益77億22百万円だった(前期は決算期変更に伴う9か月決算のため比較なし)。一方、米国向けに輸出した太陽光製品の一部がウイグル強制労働防止法に基づき輸入を差し止められ、2026年1月以降は米国向け出荷が停滞。翌期以降の大幅な減収と営業損失が見込まれるとして、継続企業の前提に関する注記が付いた。株式は7月31日に監理銘柄(審査中)に指定されており、2027年3月期の業績予想・配当予想は未定。
株式会社ジェイ・イー・ティ
2026年12月期 第1四半期
半導体ウエハー洗浄装置を手がけるジェイ・イー・ティ(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、売上高が前年同期比28.3%増の33億29百万円となったが、部材などの棚卸評価損で営業損失1億89百万円(前年同期は34百万円の損失)となった。会計不正を受けた特別調査委員会の調査費用などの特別損失1億50百万円も加わり、親会社株主に帰属する四半期純損失は3億77百万円(前年同期は1億8百万円の利益)。過年度決算の訂正対応で発表は8月14日にずれ込み、中間期決算と同時の開示となった。
株式会社ジェイ・イー・ティ
2026年12月期 第2四半期(中間期)
半導体ウエハー洗浄装置を手がけるジェイ・イー・ティ(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、米国で立ち上げ中の韓国ファウンドリ向け装置の売上計上が下期にずれ、売上高が前年同期比13.5%減の61億83百万円となった。営業損失は5億74百万円(前年同期は12億75百万円の損失)に縮小したが、会計不正を受けた特別調査費用などの特別損失4億88百万円で、親会社株主に帰属する中間純損失は10億63百万円。初めて開示した2026年12月期の予想は、売上高154億43百万円(前期比5.3%増)、営業損失75百万円。
株式会社ジェイ・イー・ティ
2025年12月期 通期
半導体ウエハー洗浄装置を手がけるジェイ・イー・ティ(連結)は、特別調査委員会の調査で2022年12月期から2024年12月期にかけて複数の洗浄装置の売上計上時期を操作する会計不正が判明したとして、当初2月予定だった2025年12月期決算を5月29日に発表し、過年度の決算を訂正した。2025年12月期は、韓国・中国向け装置の立ち上げの延期などで売上高が前期比24.1%減の146億62百万円となり、低採算案件や棚卸評価損で営業損失14億93百万円(前期は10億87百万円の利益)、繰延税金資産の取り崩しも加わり親会社株主に帰属する当期純損失は23億36百万円となった。2026年12月期の予想は未定とし、無配とした。