2734東証プライム都市ガス・LPガスなどのエネルギー、設備工事、住宅、自動車販売、動物用医薬品(愛知・静岡)
2026年11月期 第3四半期 決算サマリー顔マークの見方
サマリー
愛知・静岡でガスや住宅などを手がけるサーラコーポレーションの2026年11月期第3四半期累計(2025年12月〜2026年8月)は、売上高が前年同期比3.5%増の1,934億60百万円、営業利益が34.1%増の81億68百万円となった。設備工事と住宅が増収となり、全セグメントで増益または赤字縮小だった。経常利益は為替予約の評価益が増えて32.1%増の95億99百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は25.5%増の63億18百万円。通期予想(営業利益78億円、+5.7%)は据え置いており、第3四半期までの営業利益はすでにこれを上回っている。
売上高
193,460百万円
+3.5%営業利益
8,168百万円
+34.1%経常利益
9,599百万円
+32.1%親会社株主に帰属する四半期純利益
6,318百万円
+25.5%ハウジング事業の営業利益
810百万円
+277.1%自己資本比率
43.1%
前期末42.0%ハイライト
- 売上高は193,460百万円(前年同期比+3.5%)、営業利益は8,168百万円(+34.1%)、経常利益は9,599百万円(+32.1%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6,318百万円(+25.5%)
- エネルギー&ソリューションズ事業は売上高93,688百万円(+0.7%)、営業利益5,039百万円(+8.8%)。都市ガスの販売価格は原料費調整制度で下がったが、器具・工事の販売が好調で、蓄電所など電力事業も順調だった
- エンジニアリング&メンテナンス事業は売上高28,160百万円(+9.6%)、営業利益2,879百万円(+6.0%)。設備工事、土木、建築、メンテナンスの各部門で大型案件が進んだ
- ハウジング事業は売上高35,039百万円(+12.7%)、営業利益810百万円(+277.1%)。注文住宅の販売棟数が増え、施工を伴う資材の販売も伸びた
- カーライフサポート事業は売上高12,686百万円(△3.7%)、営業損失307百万円(前年同期は807百万円の損失)。前年同期にあった中古車の在庫処分の影響がなくなった。アニマルヘルスケア事業は営業損失293百万円(同319百万円の損失)
- 経常利益は、為替予約に係るデリバティブ評価益の増加も押し上げた
- 自己株式は200万株・30億円を上限に取得を進めており、8月末までに155万株・16億95百万円を取得した。3月には主要金融機関8社による593万株の株式売出しを実施した
- 通期予想は据え置き。売上高260,000百万円(前期比+3.4%)、営業利益7,800百万円(+5.7%)、経常利益9,400百万円(△5.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益5,900百万円(+0.5%)。配当予想は年34円(前期32円)で変更なし
財政状態
総資産
221,454百万円
純資産
97,506百万円
自己資本比率
43.1%
次期業績予想
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年11月期 通期予想(据え置き) | 260,000百万円+3.4% | 7,800百万円+5.7% | 9,400百万円△5.3% | 5,900百万円+0.5% |
注目ポイント
売上の伸びは3.5%だが、営業利益は34%増えた。5つの主要事業すべてで利益が増えるか、赤字が縮んだ。なかでもハウジング事業は営業利益が3.8倍になり、カーライフサポート事業は前年同期の在庫処分の影響がなくなって赤字が5億円縮小した。
経常利益には為替予約の評価益が含まれる。これは為替相場によって変動する項目だ。
第3四半期までの営業利益(81億68百万円)、経常利益(95億99百万円)、純利益(63億18百万円)は、いずれも据え置かれた通期予想をすでに上回っている。会社の予想どおりなら、第4四半期(9〜11月)は営業損益が3億68百万円の赤字になる計算だ(当社試算)。