「医療機器」の決算サマリー(6件)
大研医器株式会社
2027年3月期 第2四半期
大研医器の2027年3月期中間期は、売上高が5,097百万円(前年同期比0.8%増)、営業利益が478百万円(前年同期比29.3%減)となった。経常利益は474百万円(前年同期比29.7%減)、中間純利益は368百万円(前年同期比28.0%減)。吸引器関連の「フィットフィックス」と注入器関連の「クーデックエイミーPCA」が好調だったが、材料コストの上昇と人件費の増加で減益だった。通期予想は据え置いた。
株式会社北里
2027年3月期 第2四半期
北里の2027年3月期中間期(2026年4月〜9月)は、売上高が6,006百万円(前年同期比14.5%増)、営業利益が3,014百万円(同8.8%増)となった。経常利益は3,098百万円(同13.5%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は2,027百万円(同12.3%増)。欧州での既存製品の改良による販売拡大や米国での新規顧客の開拓で、海外の売上高が18.0%増えた。国内も新製品・改良品の投入で伸びた。通期予想は据え置いた。
マニー株式会社
2026年8月期 通期
マニーの2026年8月期(2025年9月〜2026年8月)は、売上高が33,018百万円(前期比10.2%増)となった。営業利益は9,943百万円(前期比21.4%増)だった。経常利益は円安による為替差益もあり10,554百万円(前期比27.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は7,237百万円(前期比55.9%増)。中国、タイ、インド等のアジア地域でアイレス針関連製品の販売が増え、中国で「マニーダイヤバー」の販売を2025年11月に再開した。2027年8月期は売上高36,500百万円、営業利益10,800百万円を見込む。
NISSHA株式会社
2026年12月期 中間期
重要な注記:不適切会計
NISSHA(IFRS)の2026年12月期中間期(1〜6月)は、5月に買収したベトナムの医療機器メーカーUSMで買収前に循環取引などの不適切な会計処理があったことが判明し、同社株式の譲渡を決めたうえで、のれんの減損損失67億円を計上した。タブレット向けタッチセンサーの需要も大きく減り、営業損益は45億円の損失(前年同期は25億円の利益)に転落した。売上高は1.0%減の960億円。決算発表は8月から延期されていた。通期予想を修正し、営業損失33億円を見込む。
株式会社スリー・ディー・マトリックス
2027年4月期 第1四半期※純利益は減益
自己組織化ペプチド技術を使った吸収性局所止血材「ピュアスタット」を日米欧で販売するスリー・ディー・マトリックスの2027年4月期第1四半期(2026年5〜7月)は、 米国の消化器内視鏡領域が牽引して売上高が前年同期比46.9%増の32億25百万円となり、営業利益は494百万円(前年同期9百万円)へ大幅に改善した。 一方、ユーロ円高で子会社貸付金に係る為替差損148百万円が発生し、前年同期に為替差益938百万円があった反動で、経常利益は同63.5%減の342百万円、純利益は同60.4%減の302百万円と減益となった。 営業利益が上振れた背景には、研究開発費や海外販管費の一部が第2四半期以降にずれたことがある。通期予想は据え置き。
オルバヘルスケアホールディングス株式会社
2026年6月期
医療機器商社のオルバヘルスケアホールディングス(連結)の2026年6月期は、売上高が前期比3.2%増の1,265億95百万円と伸びた一方、営業利益は同15.2%減の16億79百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同22.2%減の11億12百万円と減益だった。仕入・物流コストの上昇を販売価格に十分転嫁できず、賃上げやシステム投資、経営統合関連の一過性費用も重なった。2026年9月1日にディーブイエックスとの経営統合を予定しており、次期の業績予想と配当は未定としている。