決算ノート

「半導体製造装置」の決算サマリー(6件)

6387東証プライム

サムコ株式会社

2026年7月期

売上高10,800百万円+15.6%
営業利益3,004百万円+28.2%
経常利益3,110百万円+31.0%

化合物半導体向けなどのエッチング装置を手がけるサムコの2026年7月期は、AIデータセンター向け光通信関連の旺盛な設備投資を背景に 売上高が前期比15.6%増の108億円となり、営業利益は同28.2%増の30億4百万円、当期純利益は同31.4%増の22億30百万円と大幅な増収増益。 期末の受注残高は114億57百万円(前期比+123.6%)に急増し、来期は売上高145億円(+34.3%)、営業利益38億80百万円(+29.1%)を見込む。 年間配当は60円から75円に増配した。

6228東証スタンダード
不適切会計

株式会社ジェイ・イー・ティ

2026年12月期 第1四半期

売上高3,329百万円+28.3%
営業利益赤字△189百万円前年同期△34百万円
経常利益赤字△227百万円前年同期△68百万円

半導体ウエハー洗浄装置を手がけるジェイ・イー・ティ(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、売上高が前年同期比28.3%増の33億29百万円となったが、部材などの棚卸評価損で営業損失1億89百万円(前年同期は34百万円の損失)となった。会計不正を受けた特別調査委員会の調査費用などの特別損失1億50百万円も加わり、親会社株主に帰属する四半期純損失は3億77百万円(前年同期は1億8百万円の利益)。過年度決算の訂正対応で発表は8月14日にずれ込み、中間期決算と同時の開示となった。

6228東証スタンダード
不適切会計

株式会社ジェイ・イー・ティ

2026年12月期 第2四半期(中間期)

売上高6,183百万円△13.5%
営業利益赤字△574百万円前年同期△1,275百万円
経常利益赤字△636百万円前年同期△1,342百万円

半導体ウエハー洗浄装置を手がけるジェイ・イー・ティ(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、米国で立ち上げ中の韓国ファウンドリ向け装置の売上計上が下期にずれ、売上高が前年同期比13.5%減の61億83百万円となった。営業損失は5億74百万円(前年同期は12億75百万円の損失)に縮小したが、会計不正を受けた特別調査費用などの特別損失4億88百万円で、親会社株主に帰属する中間純損失は10億63百万円。初めて開示した2026年12月期の予想は、売上高154億43百万円(前期比5.3%増)、営業損失75百万円。

6361東証プライム

株式会社荏原製作所

2026年12月期 第2四半期(中間期)

受注高636,281百万円+41.0%
売上収益490,760百万円+9.4%
営業利益50,677百万円+1.2%

ポンプや半導体製造装置を手がける荏原製作所(連結、IFRS)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、AI向け需要で精密・電子の受注が89.3%増え、受注高が前年同期比41.0%増の6,362億円となった。売上収益は同9.4%増の4,907億円、営業利益は同1.2%増の506億円、親会社の所有者に帰属する中間利益は同7.1%増の335億円で、いずれも中間期として過去最高。エネルギーは中東情勢の影響などで赤字に転じた。通期の受注高予想を1兆700億円から1兆2,450億円に、売上収益予想を1兆200億円から1兆530億円に引き上げたが、営業利益予想は1,250億円に据え置いた。

6228東証スタンダード
不適切会計

株式会社ジェイ・イー・ティ

2025年12月期 通期

売上高14,662百万円△24.1%
営業利益赤字△1,493百万円前期1,087百万円
経常利益赤字△1,575百万円前期960百万円

半導体ウエハー洗浄装置を手がけるジェイ・イー・ティ(連結)は、特別調査委員会の調査で2022年12月期から2024年12月期にかけて複数の洗浄装置の売上計上時期を操作する会計不正が判明したとして、当初2月予定だった2025年12月期決算を5月29日に発表し、過年度の決算を訂正した。2025年12月期は、韓国・中国向け装置の立ち上げの延期などで売上高が前期比24.1%減の146億62百万円となり、低採算案件や棚卸評価損で営業損失14億93百万円(前期は10億87百万円の利益)、繰延税金資産の取り崩しも加わり親会社株主に帰属する当期純損失は23億36百万円となった。2026年12月期の予想は未定とし、無配とした。

6361東証プライム
上方修正

株式会社荏原製作所

2026年12月期 第1四半期

受注高324,951百万円+62.6%
売上収益246,311百万円+15.8%
営業利益26,749百万円+18.4%

ポンプや半導体製造装置を手がける荏原製作所(連結、IFRS)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、AI向け需要で精密・電子の受注が倍増し、受注高が前年同期比62.6%増の3,249億円となった。売上収益は同15.8%増の2,463億円、営業利益は同18.4%増の267億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同16.0%増の183億円で、いずれも第1四半期として過去最高。持分法適用会社の水ingの株式譲渡益を見込み、通期の当期利益予想を866億円から995億円に引き上げた。