決算ノート

「過去最高益」の決算サマリー(8件)

4716東証スタンダード

日本オラクル株式会社

2027年5月期 第1四半期

売上高74,861百万円+13.0%
営業利益25,918百万円+22.7%
経常利益26,689百万円+24.9%

米オラクルの日本法人である日本オラクル(単体)の2027年5月期第1四半期(2026年6〜8月)は、クラウドの売上が31.7%伸び、売上高が前年同期比13.0%増の748億61百万円、営業利益が同22.7%増の259億18百万円、四半期純利益が同23.2%増の182億45百万円となり、いずれも第1四半期として過去最高となった。8月に特別配当660円を含む1株858円(総額1,100億円)の期末配当を支払い、自己資本比率は55.6%から41.6%に下がった。通期予想(売上高+6.0〜10.0%、1株当たり純利益525〜540円)は据え置いた。

6577東証グロース
黒字転換

株式会社ベストワンドットコム

2026年7月期

売上高2,906百万円+14.3%
営業利益336百万円+1,053.1%(前期29百万円)
経常利益345百万円+1,139.7%(前期27百万円)

クルーズ旅行の販売を手がけるベストワンドットコムの2026年7月期は、2026年ゴールデンウィーク発のチャータークルーズの販売が計画を大きく上回り、 売上高が前期比14.3%増の29億6百万円、営業利益が3億36百万円(前期は29百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益が2億33百万円(前期は9百万円)と急回復し、営業・経常利益は過去最高となった。 第3四半期累計までは損失が先行しており、第4四半期に大きく好転した。一方、2027年7月期の予想は、規模を抑えたチャータークルーズを前提に、営業利益81〜161百万円(前期比△75.9%〜△52.2%)と幅を持たせた大幅減益で、 当期は特に好調な要因があったことがうかがえる。

8057東証プライム

株式会社内田洋行

2026年7月期

売上高425,729百万円+26.3%
営業利益15,631百万円+28.4%
経常利益16,770百万円+27.8%

教育・自治体向けのICTシステムやオフィス家具、企業向けシステムを手がける内田洋行(連結)の2026年7月期は、GIGAスクール構想の端末更新需要がピークを迎え、売上高が前期比26.3%増の4,257億29百万円、営業利益が28.4%増の156億31百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が27.1%増の124億86百万円と、前期に続き過去最高を更新した。 公共関連事業の売上高は73.6%増の1,610億円に達した。2027年7月期は特需の収束で売上高4,000億円(△6.0%)、営業利益150億円(△4.0%)と、過去最高だった当期に近い水準を予想する。

2874東証プライム

横浜冷凍株式会社

2026年9月期 第3四半期

売上高97,880百万円+2.7%
営業利益6,161百万円+66.1%
経常利益6,201百万円+89.2%

冷蔵倉庫大手の横浜冷凍(連結)の2026年9月期第3四半期累計(2025年10月〜2026年6月)は、冷蔵倉庫の取扱量増加と料金改定、食品販売の採算改善で、売上高が前年同期比2.7%増の978億80百万円、営業利益が同66.1%増の61億61百万円となった。冷蔵倉庫・食品販売の両事業とも第3四半期累計として過去最高益。一方、宮城県気仙沼市の冷蔵倉庫で減損損失22億円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は同21.9%増の27億89百万円にとどまった。7月には物流センター3カ所を信託受益権の形で譲渡し、第4四半期に固定資産売却益60億04百万円を計上する。通期予想を修正した。

7936東証プライム
上方修正

株式会社アシックス

2026年12月期 第2四半期(中間期)

売上高534,483百万円+32.7%
営業利益120,486百万円+48.5%
経常利益116,598百万円+48.3%

アシックス(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、全カテゴリー・全地域で増収増益となり、売上高が前年同期比32.7%増の5,344億83百万円と中間期で初めて5,000億円を超えた。営業利益は同48.5%増の1,204億86百万円、営業利益率は22.5%でいずれも過去最高。スポーツスタイルが83.0%増収、オニツカタイガーが35.9%増収と伸びた。通期予想を上方修正し、売上高は9,500億円から1兆500億円、営業利益は1,710億円から1,950億円とした。年間配当予想も38円から44円に引き上げた。

2340東証スタンダード

株式会社極楽湯ホールディングス

2026年3月期 通期

売上高16,246百万円+7.1%
営業利益1,236百万円+8.5%
経常利益1,326百万円+3.6%

スーパー銭湯「極楽湯」やスパ施設「RAKU SPA」を運営する極楽湯ホールディングス(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、前期開業店の通期稼働やコラボイベント、入館料金の改定で売上高が前期比7.1%増の162億46百万円、営業利益が同8.5%増の12億36百万円となり、過去最高益を更新した。親会社株主に帰属する当期純利益は同20.7%増の9億28百万円。資本剰余金を原資に1株6円の期末配当を実施し、復配する。2027年3月期の業績予想は未定とした。

3976東証グロース

株式会社シャノン

2026年12月期 第1四半期

売上高744百万円
営業利益174百万円前年同期(2024年11月〜2025年1月)△50百万円
経常利益174百万円

マーケティングオートメーション(MA)ツールを提供するシャノン(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、売上高が7億44百万円、営業利益が1億74百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が1億59百万円となった。前期に決算期を変更したため前年同期比は示されていないが、会社は四半期ベースで過去最高益と説明している。サブスクリプション売上が堅調だったうえ、採用抑制やAI活用による人件費の抑制、広告宣伝の見直し、不採算事業の整理で営業費用が大幅に減った。通期予想(売上高30億円、営業利益3億50百万円)に対し、営業利益は第1四半期で約5割を確保した(当社試算)。

6361東証プライム
上方修正

株式会社荏原製作所

2026年12月期 第1四半期

受注高324,951百万円+62.6%
売上収益246,311百万円+15.8%
営業利益26,749百万円+18.4%

ポンプや半導体製造装置を手がける荏原製作所(連結、IFRS)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、AI向け需要で精密・電子の受注が倍増し、受注高が前年同期比62.6%増の3,249億円となった。売上収益は同15.8%増の2,463億円、営業利益は同18.4%増の267億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同16.0%増の183億円で、いずれも第1四半期として過去最高。持分法適用会社の水ingの株式譲渡益を見込み、通期の当期利益予想を866億円から995億円に引き上げた。