決算ノート

「赤字拡大」の決算サマリー(12件)

3070東証グロース
継続企業の前提

株式会社ジェリービーンズグループ

2027年1月期 中間期

売上高2,261百万円+162.0%
営業損失赤字△627百万円前年同期は△169百万円(損失拡大)
経常損失赤字△666百万円前年同期は△174百万円(損失拡大)

婦人靴を祖業に、アイスクリーム、アパレル、蓄電池、エンターテインメントへ事業を広げるジェリービーンズグループの 2027年1月期中間期は、子会社化した事業の寄与で売上高が前年同期比162.0%増の22億61百万円と拡大した一方、販管費が 17億77百万円へ膨らみ、営業損失は6億27百万円(前年同期1億69百万円の損失)に拡大した。アイスクリームのリコールや新ブランド展開の 後ろ倒しが響いた。特別損失に減損61百万円・送金詐欺損失45百万円を計上し、中間純損失は6億48百万円。「継続企業の前提に重要な疑義」の 注記は継続している。通期予想(営業利益304百万円)は据え置きで、下期に大幅な回復が必要となる。

2438東証グロース

株式会社アスカネット

2027年4月期 第1四半期

売上高1,726百万円+4.8%
営業損益赤字△65百万円前年同期は18百万円の損失
経常損益赤字△62百万円前年同期は2百万円の損失

葬儀向けの遺影写真加工、フォトブック、空中ディスプレイを手がけるアスカネット(連結)の2027年4月期第1四半期(2026年5〜7月)は、売上高が前年同期比4.8%増の17億26百万円と伸びたが、遺影写真加工収入の減少や原材料価格の上昇、東京支社の移転準備に伴う二重家賃などで営業損失は65百万円(前年同期は18百万円の損失)に拡大し、親会社株主に帰属する四半期純損失は46百万円(同7百万円の損失)となった。 フューネラル事業の利益は44%減、フォトブック事業の利益は約2割減。通期予想(営業利益4億60百万円、+17.4%)は据え置きで、第2四半期以降の3四半期で約5億25百万円の営業利益が必要となる。

9439東証スタンダード

株式会社エム・エイチ・グループ

2026年6月期

売上高1,850百万円+0.3%
営業利益赤字△52百万円前期は9百万円の損失
経常利益赤字△98百万円前期は7百万円の損失

「モッズ・ヘア」を展開するエム・エイチ・グループ(連結)の2026年6月期は、売上高が前期比0.3%増の18億50百万円とほぼ横ばいだった一方、原材料・人件費の上昇や本社移転、新店・アカデミー開設の費用が先行し、営業損失52百万円(前期は9百万円の損失)と赤字が拡大した。第三者割当増資の費用もあり、親会社株主に帰属する当期純損失は1億05百万円。7月に新株発行で約10億円を調達し(新株予約権の行使でさらに約35億円を見込む)、美容室運営会社の買収やAI事業子会社の設立を進めており、2027年6月期は売上高94.5%増、黒字転換を見込む。期末配当は無配とした。

1711東証スタンダード
継続企業の前提

株式会社SDSホールディングス

2027年3月期 第1四半期

売上高1,328百万円+41.6%
EBITDA13百万円△34.5%
営業利益赤字△11百万円前年同期△0百万円

中古マンションのリノベーション販売と省エネ設備事業を手がけるSDSホールディングス(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、両事業とも増収で売上高が前年同期比41.6%増の13億28百万円となった。一方、販管費の増加で営業損失は11百万円(前年同期は0百万円の損失)、支払利息の増加で経常損失は51百万円に広がり、親会社株主に帰属する四半期純損失は70百万円(前年同期は35百万円の損失)。自己資本比率は8.6%に低下し、会社は継続企業の前提に関する重要事象等の記載を続けている。通期予想は据え置いた。

4020東証グロース

ビートレンド株式会社

2026年12月期 第2四半期(中間期)

売上高539百万円△5.5%
営業利益赤字△141百万円前年同期は20百万円の損失
経常利益赤字△141百万円前年同期は20百万円の損失

小売業などに会員向けアプリ・CRMのSaaSを提供するビートレンドの2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、カスタマイズ売上の減少で売上高が前年同期比5.5%減の5億39百万円となった。データベースサーバー群の更改に伴う一時的な費用で売上原価が28.3%増え、営業損失は1億41百万円(前年同期は20百万円の損失)に拡大した。通期は2億22百万円の営業損失を見込む予想を据え置いた。

4170東証グロース

株式会社Kaizen Platform

2026年12月期 第2四半期(中間期)

売上高2,043百万円△4.8%
営業利益赤字△117百万円前年同期14百万円
経常利益赤字△119百万円前年同期22百万円

企業のウェブサイトなどの顧客体験改善を支援するKaizen Platform(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、クラウドセグメントが25.0%伸びた一方、プロフェッショナルセグメントの減収で売上高が前年同期比4.8%減の20億43百万円となった。営業損失は1億17百万円(前年同期は14百万円の利益)、親会社株主に帰属する中間純損失は1億44百万円。通期予想(営業利益40百万円)は据え置いたが、達成には下期に1億57百万円の営業利益が必要な計算となる(当社試算)。

7120東証スタンダード

株式会社SHINKO

2027年3月期 第1四半期

売上高4,153百万円+19.3%
営業利益赤字△119百万円前年同期は78百万円の損失
経常利益赤字△117百万円前年同期は73百万円の損失

医療機関向け電子カルテの保守などを手がけるSHINKO(単体)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、官公庁のネットワーク工事の一部が4月にずれ込んだことなどでソリューション事業が伸び、売上高が前年同期比19.3%増の41億53百万円となった。一方、前年のWindows11への入れ替え特需の反動や官公庁案件の外注費、賃上げで、営業損失は1億19百万円(前年同期は78百万円の損失)に拡大した。売上高が年度末に集中する季節性があり、会社は期初の想定以上の進捗として通期予想を据え置いた。7月にCAD販売のTACを買収し、第2四半期から連結決算に移行する。

7555東証スタンダード

株式会社大田花き

2027年3月期 第1四半期

売上高963百万円+22.4%
営業利益赤字△55百万円前年同期は45百万円の損失
経常利益赤字△38百万円前年同期は20百万円の損失

東京・大田市場の花き卸売会社である大田花き(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、売上高が前年同期比22.4%増の9億63百万円となった。4月には同業の東日本板橋花きを子会社化している。一方、営業損失は55百万円(前年同期は45百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は39百万円(同15百万円の損失)と赤字が拡大した。母の日などの贈答需要は堅調だったが、日常消費は節約志向で力強さを欠いた。通期の黒字予想は据え置いた。

9213東証スタンダード

株式会社セイファート

2026年12月期 第1四半期

売上高388百万円△10.6%
営業利益赤字△123百万円前年同期△69百万円
経常利益赤字△122百万円前年同期△71百万円

美容業界に特化した求人サイト「re-quest/QJ navi」などを運営するセイファート(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、売上高が前年同期比10.6%減の3億88百万円、営業損失が1億23百万円(前年同期は69百万円の損失)と赤字が広がった。親会社株主に帰属する四半期純損失は1億22百万円。通期予想(営業損失3億6百万円)は据え置いた。

2467名証
継続企業の前提

株式会社VLCセキュリティ

2026年3月期 第3四半期

売上高899百万円△18.6%
営業利益赤字△419百万円前年同期は339百万円の損失
経常利益赤字△409百万円前年同期は335百万円の損失

サイバーセキュリティ事業を手がけるVLCセキュリティ(連結)の2026年3月期第3四半期累計(2025年4〜12月)は、売上高が前年同期比18.6%減の8億99百万円(セキュリティ事業のみでは7.0%減)、営業損失が4億19百万円(前年同期は3億39百万円の損失)と赤字が拡大した。親会社株主に帰属する四半期純損失は4億16百万円(前年同期は子会社株式売却益で5億98百万円の利益)。短信には「継続企業の前提に関する重要事象等」が記載されているが、会社は十分な資金を有しており重要な不確実性はないと判断している。通期は営業利益1億円の黒字予想を据え置いた。

4073東証グロース

株式会社ジィ・シィ企画

2026年6月期 第2四半期(中間期)

売上高770百万円△14.3%
営業利益赤字△146百万円前年同期△72百万円
経常利益赤字△161百万円前年同期△87百万円

クレジットカード決済システムの開発・運用を手がけるジィ・シィ企画(非連結)の2026年6月期中間期(2025年7〜12月)は、売上高が前年同期比14.3%減の7億70百万円、営業損失が1億46百万円(前年同期は72百万円の損失)と赤字が広がった。中間純損失は1億61百万円で、自己資本比率は6.7%まで下がった。通期では売上高24億3百万円(前期比30.3%増)、営業利益92百万円への黒字転換を見込み、予想を据え置いた。

4052東証グロース

フィーチャ株式会社

2026年6月期 第2四半期(中間期)

売上高205百万円△16.9%
営業利益赤字△25百万円前年同期△7百万円
経常利益赤字△27百万円前年同期△7百万円

車載カメラ向け画像認識ソフトを手がけるフィーチャ(連結)の2026年6月期中間期(2025年7〜12月)は、大手自動車メーカーとの共同開発案件が中断したことで受託開発収入が半減し、売上高は前年同期比16.9%減の2億5百万円となった。ライセンス収入は新車の量産好調で63.4%増えたが補えず、営業損失は25百万円(前年同期は7百万円の損失)に拡大した。通期予想(売上高5億40百万円、営業利益17百万円)は据え置いたが、売上高の進捗率は38.0%にとどまる。