「生成AI」の決算サマリー(15件)
日本オラクル株式会社
2027年5月期 第1四半期
米オラクルの日本法人である日本オラクル(単体)の2027年5月期第1四半期(2026年6〜8月)は、クラウドの売上が31.7%伸び、売上高が前年同期比13.0%増の748億61百万円、営業利益が同22.7%増の259億18百万円、四半期純利益が同23.2%増の182億45百万円となり、いずれも第1四半期として過去最高となった。8月に特別配当660円を含む1株858円(総額1,100億円)の期末配当を支払い、自己資本比率は55.6%から41.6%に下がった。通期予想(売上高+6.0〜10.0%、1株当たり純利益525〜540円)は据え置いた。
株式会社トリケミカル研究所
2027年1月期 第2四半期(中間期)
半導体製造用の高純度化学化合物を手がけるトリケミカル研究所(連結)の2027年1月期中間期(2026年2〜7月)は、売上高が前年同期比18.8%増の147億05百万円、営業利益が20.8%増の38億38百万円、親会社株主に帰属する中間純利益が21.5%増の33億73百万円と増収増益だった。 生成AI向けのデータセンター投資や先端ロジック・メモリ向けの需要増で、Metal用途が36.9%増と伸びた。会社は同日、通期予想を修正し、売上高295億円(+23.5%)、営業利益74億50百万円(+26.2%)とした。
株式会社ASJ
2027年3月期 第1四半期
クラウドサービスとシステム開発を手がけるASJ(IFRS・連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、HRTechサービスの受注が好調でインテグレーション売上が2.5倍に伸び、売上収益が前年同期比17.8%増の6億83百万円となった。生成AIの活用などで管理コストを削減し、営業利益は23百万円(前年同期は492千円)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は15百万円(同7百万円の損失)となった。第1四半期の黒字は9期ぶり。通期予想は据え置いた。
テックファームホールディングス株式会社
2026年6月期 通期
システム受託開発のテックファームホールディングス(連結)の2026年6月期(2025年7月〜2026年6月)は、ICTソリューション事業の売上が2期連続で過去最高を更新し、売上高が前期比5.3%増の70億59百万円となった。生成AIの研究開発やエンジニアの処遇改善などの戦略投資で、営業利益は同3.7%減の7億21百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同1.9%減の4億91百万円だったが、予想(営業利益6億円、純利益3億30百万円)は大きく上回った。2027年6月期は売上高75億円、営業利益7億50百万円を見込む。
株式会社アイフリークモバイル
2027年3月期 第1四半期
ITエンジニア派遣・受託開発を中心とするアイフリークモバイル(単体)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、期初にエンジニアの稼働率が下がり待機人員が増えたことで、売上高が前年同期比12.9%減の4億27百万円、営業利益が同85.7%減の1百万円となった。投資有価証券売却益15百万円を計上し、四半期純利益は同2.0倍の15百万円。今期からコンテンツ事業をDX事業に統合して単一セグメントとした。通期は営業損失11百万円の予想を据え置いた。
株式会社クラウドワークス
2026年9月期 第3四半期
フリーランスと企業をつなぐ仕事マッチングを手がけるクラウドワークス(連結)の2026年9月期第3四半期累計(2025年10月〜2026年6月)は、売上高が前年同期比3.5%減の163億74百万円、販管費の増加で営業利益が同79.0%減の2億64百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同90.4%減の50百万円となった。2026年7月13日に修正した通期予想(営業利益0〜3億円)は据え置いた。AI技術者の仕事マッチング「AIクラウドワークス」を8月20日に始める予定としている。
株式会社Kaizen Platform
2026年12月期 第2四半期(中間期)
企業のウェブサイトなどの顧客体験改善を支援するKaizen Platform(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、クラウドセグメントが25.0%伸びた一方、プロフェッショナルセグメントの減収で売上高が前年同期比4.8%減の20億43百万円となった。営業損失は1億17百万円(前年同期は14百万円の利益)、親会社株主に帰属する中間純損失は1億44百万円。通期予想(営業利益40百万円)は据え置いたが、達成には下期に1億57百万円の営業利益が必要な計算となる(当社試算)。
ランサーズ株式会社
2027年3月期 第1四半期
フリーランスのマッチングを手がけるランサーズ(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、大手事業会社や官公庁向けのコンサルティング&ソリューションが拡大し、売上高が前年同期比15.5%増の13億66百万円となった。マッチング事業のAI活用による効率化で販管費が減り、営業利益は同3.7倍の44百万円。定型業務の発注はAIの普及で減る一方、AI実装支援など高付加価値領域の需要が急拡大しているとしている。通期予想は据え置いた。
株式会社ヌーラボ
2027年3月期 第1四半期
プロジェクト管理ツール「Backlog」を提供するヌーラボ(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、売上高が前年同期比7.6%増の11億47百万円、販管費の減少で営業利益が同26.7%増の1億51百万円となった。子会社清算に伴う一時的な税負担率の上昇で、親会社株主に帰属する四半期純利益は同18.1%減の68百万円。2026年6月に2029年3月期に売上高70億円・営業利益率25%超をめざす中期経営計画を公表し、2027年1月からBacklogのプランを統合して料金を改定する。通期予想(営業利益6億50百万円)は据え置いた。
株式会社イード
2026年6月期 通期
多数のWebメディアを運営するイード(連結)の2026年6月期(2025年7月〜2026年6月)は、ネット広告売上が回復傾向となった一方、高利益率の広告商材の売上が大きく減り、パズル雑誌事業からの撤退やリサーチの大型案件の減少も響いて、売上高が前期比2.2%減の59億52百万円、営業利益が同50.8%減の2億26百万円となった。税金費用の減少で、親会社株主に帰属する当期純利益は同1.1%増の3億11百万円。子会社エンファクトリーの全株式を2026年9月1日付で譲渡し特別利益を見込むことから、今期の業績予想は未定とした。
株式会社グラッドキューブ
2026年12月期 第2四半期(中間期)
ネット広告運用やサイト解析ツール「SiTest」を手がけるグラッドキューブ(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、売上高9億31百万円、営業利益31百万円、親会社株主に帰属する中間純利益34百万円となった。2025年12月期から連結決算に移行したため、前年同期との比較はない。マーケティングDX事業が3億2百万円のセグメント利益を上げる一方、競馬予想AI「SPAIA」などのテクノロジー事業は1億55百万円の損失。8月7日に通期予想を上方修正し、営業利益を3百万円から47百万円に引き上げた。
株式会社Kaizen Platform
2026年12月期 第1四半期
企業のウェブサイトなどの顧客体験改善を支援するKaizen Platform(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、クラウドセグメントが伸びた一方、プロフェッショナルセグメントの減収で売上高が前年同期比3.3%減の10億62百万円となり、営業損失53百万円(前年同期は9百万円の利益)に転じた。親会社株主に帰属する四半期純損失は62百万円。通期予想(営業利益40百万円)は据え置いた。
株式会社ヌーラボ
2026年3月期 通期
プロジェクト管理ツール「Backlog」を提供するヌーラボ(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、売上高が前期比6.8%増の43億93百万円となったが、中長期の成長に向けた開発・投資の強化で販管費が24.3%増え、営業利益は同44.6%減の3億54百万円となった。海外子会社2社の清算を決め、事業構造改善引当金を計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は同67.7%減の1億78百万円。ビジネスチャット「Typetalk」は2025年12月に終了した。今期は営業利益6億50百万円(83.3%増)と回復を見込む。
株式会社イノベーション
2026年3月期 通期
法人営業・マーケティング支援のイノベーション(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、2025年1月にTOBで子会社化したシャノンの通期連結で売上高が前期比30.4%増の69億68百万円となった。一方、生成AIの普及で主力のIT製品比較サイト「ITトレンド」の来訪者が3割超減ってオンラインメディア事業が減益となり、VCファンド事業では投資先5銘柄の評価損を計上した。営業損失は2億48百万円(前期は3億51百万円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失は4億57百万円(前期は67百万円の利益)。2027年3月期は営業利益1億30百万円への黒字転換を見込む。
株式会社Kaizen Platform
2025年12月期 通期
企業のウェブサイトなどの顧客体験改善を支援するKaizen Platform(連結)の2025年12月期(2025年1〜12月)は、大手顧客への注力で取引アカウント数が減り、売上高が前期比3.7%減の43億54百万円となった。一方、生成AIを活用したクラウドサービスの伸びで、営業利益は29百万円(前期は28百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は29百万円(前期は1億71百万円の損失)と黒字に転じた。2026年12月期は売上高46億円(+5.6%)、営業利益40百万円を見込む。