「先行投資」の決算サマリー(15件)
株式会社POPER
2026年10月期 第3四半期
学習塾・習い事向けSaaS「Comiru」を展開するPOPERの2026年10月期第3四半期(累計)は、有料契約企業数と課金生徒ID数が伸びて 売上高は前年同期比2.0%増の10億53百万円となった一方、受託開発の抑制とシステム基盤・人材への先行投資で営業利益は同58.1%減の 68百万円、四半期純利益は同68.7%減の54百万円と大幅減益。会社は収益構造を受託開発型からストック型へ転換する「構造改革の1年」と位置付けている。
株式会社テンポスホールディングス
2027年4月期 第1四半期
中古厨房機器販売の「テンポスバスターズ」や、「ステーキのあさくま」などの飲食事業を展開するテンポスホールディングスの2027年4月期第1四半期(2026年5〜7月)は、 子会社の加入(サンライズサービスなど)と飲食事業の拡大で売上高が前年同期比17.6%増の140億92百万円と2桁増収となったが、新規出店・採用・教育などの先行費用がかさみ、 営業利益は同40.2%減の4億27百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同30.5%減の3億45百万円と大幅な減益。通期予想(営業利益42億60百万円、前期比+47.4%)は据え置きで、 第2四半期以降に利益を大きく積み上げる計画となっている。
株式会社ラクーンホールディングス
2027年4月期 第1四半期
BtoB卸サイト「スーパーデリバリー」と企業間決済「Paid」を手がけるラクーンホールディングス(連結)の2027年4月期第1四半期(2026年5〜7月)は、売上高が前年同期比13.9%増の17億76百万円、営業利益が11.9%増の3億03百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が投資有価証券売却益(52百万円)もあり31.4%増の2億26百万円だった。 プロモーション投資の引き上げで広告宣伝費が47.0%増えた。通期は営業利益6億円(△54.6%)と大幅な減益を予想しており、第1四半期の営業利益はすでに第2四半期累計予想(2億50百万円)を上回っている。
株式会社VLCセキュリティ
2027年3月期 第1四半期
サイバーセキュリティの研修・診断・コンサルティングを手がけるVLCセキュリティ(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、診断・調査やコンサルティングが堅調だった一方、サイバートレーニングで前年同期の大型案件の反動があり、売上高が前年同期比1.8%減の2億89百万円となった。人材採用やシステムへの先行投資を続け、営業損失は1億61百万円(前年同期は1億30百万円の損失)。会社は引き続き「継続企業の前提に関する重要事象等」を記載している(重要な不確実性は認められないと判断)。通期予想(売上高30億円、営業利益3億円)は据え置いたが、第1四半期の売上高進捗は9.6%。
株式会社エージェントIGホールディングス
2026年12月期 第2四半期(中間期)
保険代理店を運営するエージェントIGホールディングス(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、営業収益71億96百万円、営業利益1億76百万円、親会社株主に帰属する中間純利益1億円となった。2025年7月に持株会社として設立されたため、前年同期との比較はない。2026年6月施行の改正保険業法への対応など体制整備の先行費用を計画的に投じている。中間期の純利益は通期予想(80百万円)をすでに上回ったが、会社は構造改革と重点投資を計画どおり実行するとして、通期予想を据え置いた。
株式会社マイネット
2026年12月期 第2四半期(中間期)
モバイルゲームの運営を手がけるマイネット(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、異業種事業の伸びで売上高が前年同期比1.8%増の40億09百万円となったが、1月にリリースしたJリーグ公式のトレカ×ファンタジーゲームなど重点成長領域への投資で売上総利益率が下がり、営業損益は1億32百万円の赤字(前年同期は2億42百万円の黒字)に転落した。親会社株主に帰属する中間純損失は1億66百万円。通期は営業利益3億90百万円の黒字予想を据え置いており、下期に約5.2億円の営業利益が必要になる(当社試算)。
株式会社Geolocation Technology
2026年6月期 通期
IPアドレスから位置や組織を判定するデータベースを提供するGeolocation Technology(非連結)の2026年6月期(2025年7月〜2026年6月)は、サブスクリプション売上が前期比9.9%増の5億89百万円と伸び、売上高は同3.6%増の7億10百万円となった。人員増強や本社拡張などの先行投資で、営業損失は71百万円(前期は37百万円の利益)。売上高は予想(7億31百万円)を下回ったが、営業損失は予想(79百万円)より小さかった。2027年6月期は売上高7億60百万円(+7.0%)、営業利益17百万円と黒字転換を見込み、採用計画を見直してAI活用による生産性向上を軸に据える。
ビートレンド株式会社
2026年12月期 第2四半期(中間期)
小売業などに会員向けアプリ・CRMのSaaSを提供するビートレンドの2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、カスタマイズ売上の減少で売上高が前年同期比5.5%減の5億39百万円となった。データベースサーバー群の更改に伴う一時的な費用で売上原価が28.3%増え、営業損失は1億41百万円(前年同期は20百万円の損失)に拡大した。通期は2億22百万円の営業損失を見込む予想を据え置いた。
株式会社ハイマックス
2027年3月期 第1四半期
金融機関向けを中心にシステム開発・保守を手がけるハイマックス(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、新たに連結したコアソフトの寄与やシステム保守案件の拡大で、売上高が前年同期比15.0%増の51億24百万円となった。一方、人材投資やビジネスパートナー活用の費用が増え、営業利益は同1.2%減の2億32百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同7.0%減の1億49百万円。予想は据え置き、第2四半期累計の営業利益予想に対する進捗は61.1%。
株式会社ひとまいる
2027年3月期 第1四半期
酒類の配達販売「カクヤス」を展開するひとまいる(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、飲食店の新規顧客の獲得が好調で売上高が前年同期比2.0%増の350億21百万円となったが、事業再編に伴う投資費用や、財務会計システムの稼働と本社ビル完工による減価償却費の増加で、営業利益は同57.0%減の2億69百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同31.7%減の2億6百万円となった。当期からセグメントを「セラー事業」と「プラットフォーム事業」に再編した。通期予想(営業利益21億円)は据え置き、営業利益の進捗は12.8%。
株式会社エージェントIGホールディングス
2026年12月期 第1四半期
保険代理店を運営するエージェントIGホールディングス(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、営業収益35億28百万円、営業利益76百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益47百万円となった。2025年7月に持株会社として設立されたため、前年同期との比較はない。事業承継の受け皿としての代理店M&Aとクロスセルを進める一方、ガバナンス強化や基幹システム刷新などの先行投資を計画的に進めている。通期予想(営業利益2億円)に対する営業利益の進捗は38.0%。
株式会社クラウドワークス
2026年9月期 第2四半期(中間期)
フリーランス人材のマッチングを手がけるクラウドワークス(連結)の2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は、売上高が前年同期比0.7%減の111億16百万円と横ばいにとどまるなか、DXコンサル人材への投資などで販管費が12.1%増え、営業利益は同72.5%減の2億18百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同70.4%減の89百万円となった。AIを使った業務自動化支援(AI-BPO)の開発も進める。通期予想(営業損益は10億円の赤字〜0円)は据え置いた。
株式会社Geolocation Technology
2026年6月期 第3四半期
IPアドレスから位置や組織を判定するデータベースを提供するGeolocation Technology(非連結)の2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は、サブスクリプションサービスが伸び、売上高が前年同期比4.4%増の5億39百万円となった。人員増強や本社拡張などの先行投資で費用が増え、営業損失は34百万円(前年同期は39百万円の利益)。会社は「成長投資を優先した計画通りの進捗」とし、通期の営業損失79百万円の予想を据え置いた。
株式会社クラウドワークス
2026年9月期 第1四半期
フリーランス人材のマッチングを手がけるクラウドワークス(連結)の2026年9月期第1四半期(2025年10〜12月)は、売上高が前年同期比1.0%減の55億60百万円となり、DXコンサルタントやエンジニアの採用加速に伴う人件費・採用費の増加とオフィス移転の一時費用で、営業利益は同84.4%減の54百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同95.6%減の7百万円に落ち込んだ。通期予想(2025年11月公表)は売上高200億円(11.7%減)、営業損益は10億円の赤字から0円の範囲で、据え置いた。
株式会社Geolocation Technology
2026年6月期 第2四半期(中間期)
IPアドレスから位置や組織を判定するデータベースを提供するGeolocation Technology(非連結)の2026年6月期中間期(2025年7〜12月)は、サブスクリプションサービスが堅調で売上高が前年同期比5.6%増の3億54百万円となった。一方、人員増強に伴う人件費の増加と本社の拡張・改修費用がかさみ、営業損失は18百万円(前年同期は25百万円の利益)に転落した。会社は期初から営業損失79百万円の通期予想を出しており、予想は据え置いた。