2026年5月14日開示の決算サマリー(17件)
ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社
2026年3月期 通期
企業の従業員健康診断の手配や健康管理クラウド「Growbase」を手がけるウェルネス・コミュニケーションズの2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、売上高が147億78百万円、営業利益が11億86百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が8億22百万円だった。2月に人事評価支援のあしたのチームを子会社化して今期から連結決算に移行しており、決算説明資料によると前期の単体実績比で売上高は5.1%、営業利益は6.9%増えた。M&A関連の一過性費用で営業利益は期初予想(12億39百万円)に届かなかったが、会社はこれを除く調整後では計画を達成したとしている。2027年3月期は売上高175億円(+18.4%)、営業利益16億円(+34.9%)を見込み、配当は年40円に増やす予定。
株式会社ヒット
2026年6月期 第3四半期
繁華街のデジタル広告媒体などを運営するヒット(連結)の2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は、繁華街デジタル媒体の稼働が好調で、売上高が前年同期比23.5%増の39億02百万円、営業利益が同32.0%増の12億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同29.1%増の7億95百万円となった。通期予想は据え置いたが、期末配当予想を普通配当で5円引き上げ、記念配当を含め40円とした。
株式会社クラウドワークス
2026年9月期 第2四半期(中間期)
フリーランス人材のマッチングを手がけるクラウドワークス(連結)の2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は、売上高が前年同期比0.7%減の111億16百万円と横ばいにとどまるなか、DXコンサル人材への投資などで販管費が12.1%増え、営業利益は同72.5%減の2億18百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同70.4%減の89百万円となった。AIを使った業務自動化支援(AI-BPO)の開発も進める。通期予想(営業損益は10億円の赤字〜0円)は据え置いた。
株式会社シンクロ・フード
2026年3月期 通期
飲食店向けポータル「飲食店ドットコム」を運営するシンクロ・フード(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、商業用不動産のサブリースを手がけるイデアルの子会社化で売上高が前期比40.2%増の55億41百万円となった。一方、主力の求人広告サービスの苦戦やのれん償却費、臨時株主総会対応などの一過性費用で、営業利益は同39.1%減の6億68百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同59.1%減の2億69百万円。求人広告市場の構造変化を受けて中期経営計画を見直し、2027年3月期の営業利益は3億32百万円(同50.3%減)を見込む。
株式会社オロ
2026年12月期 第1四半期
クラウドERP「ZAC」を主力とするオロ(連結、IFRS)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、ZACが安定的に伸び、マーケティングソリューション事業も計画を上回り、売上収益が前年同期比18.7%増の23億50百万円、営業利益が同22.3%増の8億12百万円となった。前年同期に計上した金融費用がなくなり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同41.4%増の5億78百万円。通期予想は据え置き、上限10億円の自社株買いを進めている。
株式会社Geolocation Technology
2026年6月期 第3四半期
IPアドレスから位置や組織を判定するデータベースを提供するGeolocation Technology(非連結)の2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は、サブスクリプションサービスが伸び、売上高が前年同期比4.4%増の5億39百万円となった。人員増強や本社拡張などの先行投資で費用が増え、営業損失は34百万円(前年同期は39百万円の利益)。会社は「成長投資を優先した計画通りの進捗」とし、通期の営業損失79百万円の予想を据え置いた。
フィーチャ株式会社
2026年6月期 第3四半期
車載カメラ向け画像認識ソフトを手がけるフィーチャ(連結)の2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は、大手自動車メーカーとの共同開発案件の中断で受託開発収入が40.9%減り、売上高は前年同期比9.3%減の3億66百万円となった。ライセンス収入は67.6%増の1億97百万円と伸び、通期予想の1億45百万円をすでに上回った。第3四半期単独では営業利益30百万円を稼ぎ、累計の営業利益は4百万円(同81.3%減)と黒字に転じた。通期予想は据え置いた。
株式会社ココペリ
2026年3月期 通期
金融機関と連携して中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」を提供するココペリ(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、補助金活用コンサルティングの大幅な減収で売上高が前期比12.4%減の17億58百万円となり、海外向けプラットフォームへの前倒し投資も重なって営業損失は4億9百万円(前期は1億97百万円の利益)となった。子会社ののれんの一時償却やソフトウェアの減損を特別損失に計上し、親会社株主に帰属する当期純損失は4億14百万円(前期は1億25百万円の利益)と予想(70百万円の損失)を大きく下回った。2027年3月期は営業利益80百万円への黒字転換を見込む。
株式会社ヌーラボ
2026年3月期 通期
プロジェクト管理ツール「Backlog」を提供するヌーラボ(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、売上高が前期比6.8%増の43億93百万円となったが、中長期の成長に向けた開発・投資の強化で販管費が24.3%増え、営業利益は同44.6%減の3億54百万円となった。海外子会社2社の清算を決め、事業構造改善引当金を計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は同67.7%減の1億78百万円。ビジネスチャット「Typetalk」は2025年12月に終了した。今期は営業利益6億50百万円(83.3%増)と回復を見込む。
東邦亜鉛株式会社
2026年3月期 通期
鉛・銀などの製錬を手がける東邦亜鉛(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、撤退した事業の売上がなくなった一方で金属価格の上昇が寄与し、売上高は前期比0.6%減の1,255億50百万円とほぼ横ばいだった。金・銀・ビスマスなど希少金属の相場上昇や亜鉛製錬の再編に伴う保有資産の売却で、営業利益は同19.5%増の67億22百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は47億82百万円(前期は14億58百万円の損失)と黒字に転じ、2月の予想を大きく上回った。会社は事業再生計画を進めているが、自己資本比率が13.8%と低いことなどから「継続企業の前提に関する重要事象等」を記載している。
トレンダーズ株式会社
2026年3月期 通期
SNSを軸としたマーケティング支援を手がけるトレンダーズ(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、イベント会社zenplusとEC支援のしるしの子会社化で売上高が前期比33.7%増の82億78百万円となったが、主力のインフルエンサーマーケティングなどが競争激化で予想を下回り、買収に伴う費用も増えて、営業利益は同26.5%減の7億27百万円となった。事業撤退損や減損損失も計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は同63.9%減の2億16百万円。今期は売上高95億円、営業利益9億円への回復を見込む。配当は年35円に増やした。
キャリアリンク株式会社
2026年3月期 通期
地方自治体向けのBPO(業務受託)などを手がけるキャリアリンク(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、マイナンバーや戸籍法改正関連、市民窓口などの自治体案件と製造系人材派遣が伸び、売上高が前期比10.5%増の446億42百万円、営業利益が同44.6%増の38億95百万円となった。減損損失1億17百万円を計上したが、親会社株主に帰属する当期純利益は同41.5%増の25億88百万円。今期は売上高491億円(10.0%増)、営業利益40億95百万円(5.1%増)を見込む。配当は年120円を維持する。
株式会社ブランジスタ
2026年9月期 第2四半期(中間期)
タレントを起用した企業プロモーション支援「アクセルジャパン」を主力とするブランジスタ(連結)の2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は、スポット案件の減少でソリューション事業が減収となり、売上高は前年同期比4.7%減の24億72百万円となった。主力のプロモーション支援事業は過去最高業績で、営業利益は同8.4%増の5億67百万円。投資先株式の売却益20億15百万円を特別利益に計上し、親会社株主に帰属する中間純利益は同5.4倍の17億7百万円。年間配当予想を特別配当を含む65円(従来15円)に引き上げている。通期予想(2月に上方修正、営業利益14億50百万円)は据え置いた。
株式会社いつも
2026年3月期 通期
ブランド・メーカーのEC事業を支援する、いつも(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、協業ブランドパートナーの新ブランドが伸び、売上高が前期比28.2%増の178億78百万円となった。営業利益は同262.3%増の2億69百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は1億57百万円(前期は98百万円の損失)と黒字に転換し、2月に修正した予想を各段階で上回った。一方、売掛金と在庫の増加で営業キャッシュ・フローは15億54百万円の支出となった。2027年3月期は売上高205億60百万円(+15.0%)、営業利益3億26百万円(+21.0%)を見込む。
東京産業株式会社
2026年3月期 通期
発電所向けの機器・保守を中心とする商社の東京産業(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、太陽光関連の大型工事の反動で売上高が前期比10.6%減の632億35百万円となった一方、電力事業の伸びで営業利益は同51.2%増の34億26百万円に拡大した。太陽光発電設備の売却益24億45百万円を計上したが、係争中だった訴訟の和解に伴う解決金など訴訟関連損失30億85百万円を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は同16.1%増の25億13百万円と予想(37億円)を下回った。2027年3月期は営業利益25億円(同27.0%減)を見込み、配当は年40円に増やす予定。
株式会社セイファート
2026年12月期 第1四半期
美容業界に特化した求人サイト「re-quest/QJ navi」などを運営するセイファート(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、売上高が前年同期比10.6%減の3億88百万円、営業損失が1億23百万円(前年同期は69百万円の損失)と赤字が広がった。親会社株主に帰属する四半期純損失は1億22百万円。通期予想(営業損失3億6百万円)は据え置いた。
株式会社グラッドキューブ
2026年12月期 第1四半期
ネット広告運用やサイト解析ツールを手がけるグラッドキューブ(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、売上高5億02百万円、営業利益36百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益40百万円となった。マーケティングDX事業が1億74百万円のセグメント利益を上げ、テクノロジー事業の損失(78百万円)を吸収した。前期から連結決算に移行したため前年同期との比較はない。通期予想(営業利益3百万円)に対し、第1四半期で営業利益36百万円を計上したが、予想は据え置いた。