「赤字転落」の決算サマリー(17件)
株式会社オークワ
2027年2月期 第2四半期(中間期)
和歌山県を地盤にスーパーマーケットを展開するオークワ(連結)の2027年2月期中間期(2026年2月21日〜8月20日)は、消費者の節約志向で客数が前年同期を下回り、営業収益が前年同期比1.0%減の1,232億27百万円となった。営業損益は57百万円の損失(前年同期は5億79百万円の利益)、親会社株主に帰属する中間純損益は1億87百万円の損失(同2億48百万円の利益)と赤字に転落した。中間期の業績予想は9月25日に下方修正しており、通期予想は据え置いた。年間配当26円の予想も変えていない。
株式会社ジェイック
2027年1月期 中間期
フリーター・中退者向けの就職支援「就職カレッジ」や、大学と組む新卒支援、企業向け研修を展開するジェイックの2027年1月期中間期は、 売上高が前年同期比7.1%減の21億42百万円。主力の「New Career Business」の売上が23.0%減と落ち込み、営業損益は前年同期の115百万円の黒字から 125百万円の赤字へ転落した。親会社株主に帰属する中間純損益も143百万円の損失となった。一方、新卒支援と企業向け研修は増収で、上半期として過去最高の売上を記録した。 通期予想と期末配当55円は据え置いている。
株式会社ダイサン
2027年4月期 第1四半期
足場施工サービスを主力とするダイサン(連結)の2027年4月期第1四半期(2026年4月21日〜7月20日)は、売上高が前年同期比5.8%増の27億54百万円だったが、施工力増強に伴う人件費の先行などで売上総利益が15.4%減り、営業損失90百万円(前年同期は42百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失94百万円(同104百万円の利益)に転落した。 シンガポールのPenguin Engineering & Construction社と福島県の代和産業の2社を取得して連結に加え、のれんが5億10百万円計上された。通期予想は据え置き。
コージンバイオ株式会社
2027年3月期 第1四半期
細胞培養用の培地などを手がけるコージンバイオ(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、中国での細胞治療規制の強化でOEM培地の販売が落ち込み、売上高が前年同期比20.1%減の9億74百万円となった。営業損益は54百万円の赤字(前年同期は1億31百万円の黒字)、親会社株主に帰属する四半期純損失は41百万円(同82百万円の利益)に転落した。通期予想(営業利益1億37百万円)は据え置いた。
株式会社フルッタフルッタ
2027年3月期 第1四半期
アサイー商品を販売するフルッタフルッタ(単体)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、前年同期のアサイーブームによる特需の反動と流通段階での在庫調整で、売上高が前年同期比51.0%減の5億24百万円となった。物流拠点の確保に伴う倉庫料などの販管費が先行し、営業損失は92百万円(前年同期は1億61百万円の利益)、四半期純損失は75百万円。会社は第2四半期以降の需要定着や新商品投入、固定費抑制で通期の黒字化と予想達成を見込むとしており、通期予想(売上高34億円、営業利益1億70百万円)は据え置いた。
株式会社リミックスポイント
2027年3月期 第1四半期
ビットコインを中心とする暗号資産の保有と電力小売を手がけるリミックスポイント(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、6月末の暗号資産の時価下落で評価損19億45百万円を売上高から差し引き、売上高が前年同期比7.1%減の60億35百万円、営業損益は17億17百万円の赤字(前年同期は17億41百万円の黒字)となった。一方、電力小売のエネルギー事業は売上高が84.3%増、利益が3.3倍と好調だった。8月28日には、同事業の子会社株式51%を光通信グループに譲渡するのに伴い、通期予想の売上高を30,050〜37,385百万円に引き下げ、純利益は株式譲渡益などで7,208〜13,256百万円に引き上げた。
株式会社マイネット
2026年12月期 第2四半期(中間期)
モバイルゲームの運営を手がけるマイネット(連結)の2026年12月期中間期(2026年1〜6月)は、異業種事業の伸びで売上高が前年同期比1.8%増の40億09百万円となったが、1月にリリースしたJリーグ公式のトレカ×ファンタジーゲームなど重点成長領域への投資で売上総利益率が下がり、営業損益は1億32百万円の赤字(前年同期は2億42百万円の黒字)に転落した。親会社株主に帰属する中間純損失は1億66百万円。通期は営業利益3億90百万円の黒字予想を据え置いており、下期に約5.2億円の営業利益が必要になる(当社試算)。
株式会社フェニックスバイオ
2027年3月期 第1四半期
ヒトの肝細胞を持つマウス「PXBマウス」を製薬会社向けに提供するフェニックスバイオ(連結)の2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)は、海外で大口顧客向けの出荷を予定していなかったことや一部受託試験の遅延で、売上高が前年同期比35.3%減の2億58百万円となった。営業損益は93百万円の損失(前年同期は23百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は91百万円。会社は上期を営業損失96百万円と見込んでおり、業績予想は据え置いた。海外では肝炎関連の受託試験の受注が遅れている。
株式会社エアークローゼット
2026年6月期 通期
月額制ファッションレンタル「airCloset」を運営するエアークローゼット(単体)の2026年6月期(2025年7月〜2026年6月)は、売上高が前期比4.4%増の51億75百万円となったが、新規会員の獲得が想定を下回って期末の会員数が前年を下回り、営業損失2億34百万円(前期は1億2百万円の利益)、当期純損失2億46百万円となった。純資産は3億5百万円、自己資本比率は11.2%(前期末19.6%)に下がった。今期はSNS広告に偏った会員獲得の手法を見直し、売上高56億90百万円、営業利益51百万円と黒字回帰を見込む。
株式会社ジェイ・イー・ティ
2025年12月期 通期
半導体ウエハー洗浄装置を手がけるジェイ・イー・ティ(連結)は、特別調査委員会の調査で2022年12月期から2024年12月期にかけて複数の洗浄装置の売上計上時期を操作する会計不正が判明したとして、当初2月予定だった2025年12月期決算を5月29日に発表し、過年度の決算を訂正した。2025年12月期は、韓国・中国向け装置の立ち上げの延期などで売上高が前期比24.1%減の146億62百万円となり、低採算案件や棚卸評価損で営業損失14億93百万円(前期は10億87百万円の利益)、繰延税金資産の取り崩しも加わり親会社株主に帰属する当期純損失は23億36百万円となった。2026年12月期の予想は未定とし、無配とした。
株式会社Kaizen Platform
2026年12月期 第1四半期
企業のウェブサイトなどの顧客体験改善を支援するKaizen Platform(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、クラウドセグメントが伸びた一方、プロフェッショナルセグメントの減収で売上高が前年同期比3.3%減の10億62百万円となり、営業損失53百万円(前年同期は9百万円の利益)に転じた。親会社株主に帰属する四半期純損失は62百万円。通期予想(営業利益40百万円)は据え置いた。
株式会社エアークローゼット
2026年6月期 第3四半期
月額制ファッションレンタル「airCloset」を運営するエアークローゼット(単体)の2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は、売上高が前年同期比6.2%増の38億74百万円となったが、新規会員の獲得が想定を下回り、営業損失は2億56百万円(前年同期は1億27百万円の利益)、四半期純損失は2億59百万円となった。通期予想を下方修正し、営業損益を81百万円の黒字から2億17百万円の赤字に、売上高を57億16百万円から51億55百万円に引き下げた。自己資本比率は10.3%に低下した。
株式会社ココペリ
2026年3月期 通期
金融機関と連携して中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」を提供するココペリ(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、補助金活用コンサルティングの大幅な減収で売上高が前期比12.4%減の17億58百万円となり、海外向けプラットフォームへの前倒し投資も重なって営業損失は4億9百万円(前期は1億97百万円の利益)となった。子会社ののれんの一時償却やソフトウェアの減損を特別損失に計上し、親会社株主に帰属する当期純損失は4億14百万円(前期は1億25百万円の利益)と予想(70百万円の損失)を大きく下回った。2027年3月期は営業利益80百万円への黒字転換を見込む。
株式会社イノベーション
2026年3月期 通期
法人営業・マーケティング支援のイノベーション(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、2025年1月にTOBで子会社化したシャノンの通期連結で売上高が前期比30.4%増の69億68百万円となった。一方、生成AIの普及で主力のIT製品比較サイト「ITトレンド」の来訪者が3割超減ってオンラインメディア事業が減益となり、VCファンド事業では投資先5銘柄の評価損を計上した。営業損失は2億48百万円(前期は3億51百万円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失は4億57百万円(前期は67百万円の利益)。2027年3月期は営業利益1億30百万円への黒字転換を見込む。
株式会社Geolocation Technology
2026年6月期 第2四半期(中間期)
IPアドレスから位置や組織を判定するデータベースを提供するGeolocation Technology(非連結)の2026年6月期中間期(2025年7〜12月)は、サブスクリプションサービスが堅調で売上高が前年同期比5.6%増の3億54百万円となった。一方、人員増強に伴う人件費の増加と本社の拡張・改修費用がかさみ、営業損失は18百万円(前年同期は25百万円の利益)に転落した。会社は期初から営業損失79百万円の通期予想を出しており、予想は据え置いた。
株式会社セイファート
2025年12月期 通期
美容業界に特化した求人サイト「re-quest/QJ navi」などを運営するセイファート(連結)の2025年12月期(2025年1〜12月)は、主力の広告求人サービスが15.2%減と落ち込み、売上高が前期比9.5%減の19億28百万円、営業損失が1億13百万円(前期は21百万円の利益)となった。繰延税金資産の全額取り崩しもあり、親会社株主に帰属する当期純損失は1億80百万円。2026年12月期も営業損失3億6百万円と赤字拡大を見込み、配当は無配とする予想。
株式会社エアークローゼット
2026年6月期 第2四半期(中間期)
月額制ファッションレンタル「airCloset」を運営するエアークローゼット(単体)の2026年6月期中間期(2025年7〜12月)は、月額会員数の増加で売上高が前年同期比6.5%増の25億82百万円となった。一方、認知度拡大に向けた広告宣伝への大きな投資などで販管費が増え、営業損益は2億44百万円の赤字(前年同期は1億24百万円の黒字)、中間純損失は2億43百万円となった。自己資本比率は10.8%に低下した。通期は営業利益81百万円の予想を据え置いた。