2026年5月15日開示の決算サマリー(42件)
株式会社L is B
2026年12月期 第1四半期
建設現場などで使われるビジネスチャット「direct」を提供するL is B(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、directのID数増加と連携サービスのクロスセルで売上高が前年同期比29.4%増の6億65百万円、営業利益が同26.0%増の75百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は同52.5%増の65百万円。ARRは19億29百万円、契約社数は707社。通期予想は据え置いた。
株式会社カウリス
2026年12月期 第1四半期
金融機関向けの不正アクセス検知サービス「Fraud Alert」を提供するカウリス(非連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、既存顧客である証券会社へのアップセルなどで売上高が前年同期比22.4%増の4億円、営業利益が同33.9%増の1億29百万円となった。四半期純利益は同28.2%増の82百万円。新規事業「Grid Data KYC」では新たに1社でPoC(概念実証)が始まった。通期予想は据え置いた。
株式会社SDSホールディングス
2026年3月期 通期
中古マンションのリノベーション販売と省エネ設備事業を手がけるSDSホールディングス(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、リノベーション物件の販売増で売上高が前期比30.1%増の52億51百万円となり、営業利益は1億14百万円(前期は14百万円の損失)と黒字に転じた。ただ支払利息などで経常利益は1百万円にとどまり、親会社株主に帰属する当期純損失は68百万円(前期は1億51百万円の損失)。会社は引き続き継続企業の前提に関する重要事象等を記載している。2027年3月期は売上高61億70百万円(+17.5%)、純利益6百万円と最終黒字化を見込む。
第一カッター興業株式会社
2026年6月期 第3四半期
コンクリートの切断・穿孔工事を手がける第一カッター興業(連結)の2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は、高速道路関係と民間工事が堅調で売上高が前年同期比3.0%増の156億48百万円、営業利益は同28.6%増の17億74百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は同49.4%増の15億29百万円。営業利益は2月に上方修正した通期予想(19億25百万円)の92.2%に達したが(当社試算)、会社は予想を据え置いた。
株式会社博展
2026年12月期 第1四半期
展示会やイベントの企画・制作・運営を手がける博展(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、売上高が前年同期比13.5%増の48億11百万円となった一方、売上総利益率が28.7%(前年同期32.6%)に下がり、販管費も増えて、営業利益は同53.2%減の1億38百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同47.3%減の1億01百万円となった。会社は概ね計画通りとして通期予想を据え置いた。
株式会社イオレ
2026年3月期 通期
求人広告などのネットメディアを手がけてきたイオレ(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、今期参入したAIデータセンター事業のGPUサーバー販売が101億20百万円に達し、売上高が141億59百万円(事業別販売実績の合計で前期比+299.1%、約4倍)、営業利益が2億円となった。一方、ビットコイン(BTC)の取得を目的に増資で約24億9千万円を調達して168.50BTCを取得したが、価格下落で暗号資産評価損6億57百万円を計上し、経常損失は4億96百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は5億17百万円となった。今期から連結決算に移行したため前期との比較数値は開示されていない。今期は売上高255億円、営業利益11億円強を見込む。
株式会社VLCセキュリティ
2026年3月期 通期
サイバーセキュリティ事業を手がけるVLCセキュリティ(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、売上高が前期比14.9%減の13億65百万円、営業損失が3億88百万円(前期は2億70百万円の損失)となり、親会社株主に帰属する当期純損失は3億85百万円(前期は5億98百万円の利益)だった。期初予想(売上高19億50百万円、営業利益1億円)を大きく下回った。短信には「継続企業の前提に関する重要事象等」が記載されているが、会社は十分な資金を有しているとして重要な不確実性はないと判断している。今期は売上高30億円(2.2倍)、営業利益3億円と黒字転換を見込む。
株式会社フルッタフルッタ
2026年3月期 通期
アサイーなどの商品を手がけるフルッタフルッタ(単体)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、アサイー関連商品の伸びで売上高が前期比23.3%増の31億42百万円となったが、在庫の積み増しに伴う倉庫料・物流費の増加で販管費が63.4%増え、営業利益は同58.9%減の94百万円、当期純利益は同69.3%減の83百万円だった。期初予想(売上高40億円、営業利益4億円)を大きく下回った。会社は中国輸出や国内コンビニ向けの拡大に備えた戦略的な先行投資としている。今期は売上高34億円、営業利益1億70百万円を見込む。
Hmcomm株式会社
2026年12月期 第1四半期
音声認識などのAIを手がけるHmcomm(単体)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、AIソリューション事業で大型の開発案件が売上を牽引し、売上高が前年同期比44.5%増の3億32百万円となり、営業損益は3百万円の利益(前年同期は15百万円の損失)に転じた。四半期純利益は0百万円(687千円)。通期予想(売上高13億73百万円、営業利益56百万円)は据え置き、第2四半期累計は営業損失29百万円を見込む。
株式会社SANKO MARKETING FOODS
2026年6月期 第3四半期
居酒屋チェーンと水産流通を手がけるSANKO MARKETING FOODS(連結)の2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は、売上高が前年同期比8.9%増の81億42百万円となったが、営業損失は4億60百万円(前年同期は4億43百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は5億29百万円と赤字が続いた。通期予想を修正し、営業損益を17百万円の黒字から6億37百万円の赤字に引き下げた。純資産は1億86百万円、自己資本比率は7.1%に低下。短信には「継続企業の前提に関する重要事象等」が記載されているが、会社は重要な不確実性はないと判断している。
テックファームホールディングス株式会社
2026年6月期 第3四半期
システム受託開発のテックファームホールディングス(連結)の2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は、ICTソリューション事業の売上が過去最高を更新し、売上高が前年同期比4.5%増の51億77百万円となった。一方、戦略投資の影響でICTソリューション事業が減益となり、営業利益は同23.4%減の4億94百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同20.8%減の3億17百万円。通期予想は据え置いた。
株式会社エムアップホールディングス
2026年3月期 通期
アーティストのファンクラブサイト運営や電子チケットを手がけるエムアップホールディングス(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、有料会員数の大幅な増加で売上高が前期比23.0%増の317億15百万円、営業利益が同23.1%増の50億3百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益は同78.4%増の29億69百万円。一方、会員が急増した大型ファンコミュニティでロイヤリティ負担が重く、利益率は四半期ごとに低下傾向となった。2027年3月期の業績予想は未定とし、期末配当は年20円とした。
株式会社デジタルプラス
2026年9月期 第2四半期(中間期)
デジタルギフト®などの報酬・給付のデジタル支払いを手がけるデジタルプラス(連結、IFRS)の2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は、フィンテック事業の流通総額の拡大で売上収益が前年同期比56.3%増の7億30百万円となった。一方、オンライン家庭教師事業の減損損失79百万円などで営業損失は77百万円(前年同期は0百万円の利益)、親会社の所有者に帰属する中間損失は45百万円。第2四半期の流通総額は約63億円で24四半期連続の成長となり、会社は通期の流通総額が予想の250億円を大きく上回る見込みとしている。
株式会社エージェントIGホールディングス
2026年12月期 第1四半期
保険代理店を運営するエージェントIGホールディングス(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、営業収益35億28百万円、営業利益76百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益47百万円となった。2025年7月に持株会社として設立されたため、前年同期との比較はない。事業承継の受け皿としての代理店M&Aとクロスセルを進める一方、ガバナンス強化や基幹システム刷新などの先行投資を計画的に進めている。通期予想(営業利益2億円)に対する営業利益の進捗は38.0%。
コムチュア株式会社
2026年3月期 通期
クラウドやAI基盤の導入支援を手がけるコムチュア(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、Microsoft、Salesforce、Databricksなどのクラウド関連ビジネスの伸長とAIコンサル会社の子会社化で、売上高が前期比4.9%増の381億09百万円となった。社員増と昇給による労務費の増加で売上総利益は1.2%減ったが、間接部門の外部委託費の削減で営業利益は同0.6%増の46億60百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同3.9%増の32億84百万円。会社資料によると16期連続の増収、15期連続の増益。ただし期初予想(売上高400億円、営業利益50億円)には届かなかった。今期は売上高420億円を見込む。
株式会社シャノン
2026年12月期 第1四半期
マーケティングオートメーション(MA)ツールを提供するシャノン(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、売上高が7億44百万円、営業利益が1億74百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が1億59百万円となった。前期に決算期を変更したため前年同期比は示されていないが、会社は四半期ベースで過去最高益と説明している。サブスクリプション売上が堅調だったうえ、採用抑制やAI活用による人件費の抑制、広告宣伝の見直し、不採算事業の整理で営業費用が大幅に減った。通期予想(売上高30億円、営業利益3億50百万円)に対し、営業利益は第1四半期で約5割を確保した(当社試算)。
株式会社ビーグリー
2026年12月期 第1四半期
コミック配信サービス「まんが王国」を運営するビーグリー(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、まんが王国のアクティブユーザー減少と出版事業の減収で、売上高が前年同期比9.1%減の37億67百万円となった。広告宣伝費の削減でプラットフォームセグメントは大幅増益となったが、コンテンツセグメントの原価増で、営業利益は同19.2%減の1億84百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同66.9%減の30百万円。通期予想は据え置いた。
シェアリングテクノロジー株式会社
2026年9月期 第2四半期(中間期)
鍵や水回りなど生活トラブルの解決サービスを手がけるシェアリングテクノロジー(連結、IFRS)の2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は、主力ジャンルの伸びと自社施工の拡大で売上収益が前年同期比15.1%増の43億28百万円、営業利益が同9.6%増の9億73百万円となった。親会社の所有者に帰属する中間利益は同12.9%増の6億69百万円。2026年4月に『フランチャイズの窓口』事業を譲渡し、リフォーム会社のライフラインをグループ化した。事業譲渡益を見込んで3月に引き上げた通期予想(営業利益36億50百万円)は据え置いた。
株式会社ジィ・シィ企画
2026年6月期 第3四半期
クレジットカード決済システムの開発・運用を手がけるジィ・シィ企画(非連結)の2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は、受託開発や端末販売の伸びで売上高が前年同期比16.8%増の14億93百万円となり、営業損失は78百万円(前年同期は1億41百万円の損失)に縮小した。四半期純損失は98百万円。第3四半期単独では営業黒字に転じた計算で、通期予想(営業利益92百万円)は据え置いた。
株式会社Kaizen Platform
2026年12月期 第1四半期
企業のウェブサイトなどの顧客体験改善を支援するKaizen Platform(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、クラウドセグメントが伸びた一方、プロフェッショナルセグメントの減収で売上高が前年同期比3.3%減の10億62百万円となり、営業損失53百万円(前年同期は9百万円の利益)に転じた。親会社株主に帰属する四半期純損失は62百万円。通期予想(営業利益40百万円)は据え置いた。
株式会社アルマード
2026年3月期 通期
卵殻膜を配合した化粧品などを手がけるアルマード(単体)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、メンズスキンケアのテレビCMで自社EC(直販)の新規顧客と定期会員が増え、売上高が前期比19.4%増の101億18百万円となった。一方、OEM販売とテレビ通販の不振に加え、広告宣伝費を積極的に使ったことで、営業利益は同27.6%減の6億85百万円、当期純利益は同20.3%減の5億18百万円となった。中東情勢による原料調達・物流コストの不確実性を理由に、今期の業績予想と配当予想は未定とした。
株式会社キットアライブ
2026年12月期 第1四半期
札幌を拠点にSalesforceの導入・開発支援を手がけるキットアライブ(非連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、売上高が前年同期比9.4%増の2億34百万円となった一方、進行中の大型プロジェクトで要件定義の精緻化に伴う追加工数が想定を上回り、外注費や時間外業務が増えて粗利率が低下した。営業利益は同63.4%減の14百万円、四半期純利益は同57.9%減の11百万円。通期予想は据え置いた。
株式会社ヒューマンテクノロジーズ
2026年3月期 通期
クラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」を提供するヒューマンテクノロジーズ(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、2025年4月に完了した課金体系の変更で課金ID数が伸び、売上高が前期比23.8%増の74億96百万円となった。AI活用で費用の伸びを抑え、営業利益は同47.2%増の13億70百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同55.1%増の10億16百万円と、いずれも予想を上回った。配当は年32円(前期20.50円)とし、2027年3月期は年35円を予定する。
株式会社ユニバーサル園芸社
2026年6月期 第3四半期
オフィスなどへのレンタルグリーンを主力とするユニバーサル園芸社(連結)の2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は、レンタルグリーン契約が計画通りに推移し、造園・ディスプレイ施工も伸びて、売上高が前年同期比10.9%増の165億55百万円、営業利益が同21.4%増の24億36百万円となった。為替差益もあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同31.7%増の18億35百万円。小売事業も黒字に転じた。通期予想に対する純利益の進捗は91.3%で、予想は据え置いた。
株式会社IBJ
2026年12月期 第1四半期
結婚相談所のネットワークを運営するIBJ(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、写真スタジオなどを運営するデコルテ・ホールディングスの連結子会社化でウエディング&フォト事業が大きく伸び、売上高が前年同期比54.1%増の74億21百万円、営業利益が同56.9%増の15億80百万円となった。投資有価証券売却益もあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同67.5%増の10億29百万円。第1四半期で第2四半期累計の純利益予想の97.9%に達したが、予想は据え置いた。
株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス
2026年3月期 通期
宅配寿司「銀のさら」を展開するライドオンエクスプレスホールディングス(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、メニュー改定などで売上高が前期比1.9%増の238億33百万円、販管費の減少で営業利益が同12.6%増の8億79百万円となった。子会社の投資事業組合の運用益5億92百万円を営業外収益に計上し、経常利益は同76.9%増の12億77百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.1倍の6億99百万円。今期の業績予想は、中東情勢による原材料価格の不透明さから未定とした。
株式会社フリークアウト・ホールディングス
2026年9月期 第2四半期(中間期)
広告配信プラットフォームやYouTuber事務所UUUMを傘下に持つフリークアウト・ホールディングス(連結)の2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は、UUUMを中心とするクリエイター事業の再成長と投資事業での保有株式の一部売却で、売上高が前年同期比15.8%増の293億68百万円、営業利益が同9.5倍の11億43百万円となった。持分法投資利益や為替差益も加わり、経常利益は18億58百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同6.8倍の13億98百万円。経常利益と純利益は中間期ですでに通期予想を上回ったが、予想は据え置いた。
株式会社フェニックスバイオ
2026年3月期 通期
肝臓の7割以上がヒトの肝細胞に置き換わったマウス「PXBマウス」を製薬会社向けに提供するフェニックスバイオ(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、米国製薬企業の開発予算抑制で海外が伸び悩んだ一方、国内が計画を上回り、売上高は前期比1.6%増の15億65百万円となった。海外生産子会社KMT Hepatechの清算で売上原価が減り、研究開発費なども圧縮して、営業損益は82百万円の利益(前期は1億42百万円の損失)に転じた。親会社株主に帰属する当期純利益は1億25百万円(前期は4億48百万円の損失)。今期は営業利益85百万円を見込むが、上期は96百万円の営業損失を予想する。
株式会社エアトリ
2026年9月期 第2四半期(中間期)
旅行予約サイト「エアトリ」を運営するエアトリ(連結・IFRS)の2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は、IT開発事業の大幅増収やインバウンド事業の伸びで、売上収益が前年同期比35.5%増の177億39百万円、営業利益が同63.2%増の25億5百万円、親会社の所有者に帰属する中間利益が同2.1倍の18億67百万円となった。同日、通期予想を上方修正し、営業利益を10億円から15億円としたが、中間期の営業利益はすでに修正後の通期予想を約10億円上回っている。会社は期首時点から成長投資やM&A・資本業務提携を見込んだ予想としている。
株式会社荏原製作所
2026年12月期 第1四半期
ポンプや半導体製造装置を手がける荏原製作所(連結、IFRS)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、AI向け需要で精密・電子の受注が倍増し、受注高が前年同期比62.6%増の3,249億円となった。売上収益は同15.8%増の2,463億円、営業利益は同18.4%増の267億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同16.0%増の183億円で、いずれも第1四半期として過去最高。持分法適用会社の水ingの株式譲渡益を見込み、通期の当期利益予想を866億円から995億円に引き上げた。
アイコム株式会社
2026年3月期 通期
無線通信機器メーカーのアイコム(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、国内の業務用無線機が堅調だった一方、米州とアジアの需要が回復せず、売上高が前期比1.4%減の369億59百万円、営業利益が同21.7%減の29億13百万円となった。訴訟和解金4億円の特別損失もあり、親会社株主に帰属する当期純利益は同9.7%減の26億65百万円。業績は予想を上回り、期末配当を予想の35円から50円に増やした。新たな「中期経営計画2030」では2030年3月期に売上高430億円、営業利益率10%をめざす。
アライドテレシスホールディングス株式会社
2026年12月期 第1四半期
ネットワーク機器のアライドテレシスホールディングス(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、日本で文教分野のNEXT GIGA関連案件や医療機関のネットワーク更新需要を取り込み、売上高が前年同期比2.3%増の131億20百万円、営業利益が同19.9%増の14億39百万円となった。為替差損益の改善で、親会社株主に帰属する四半期純利益は同95.4%増の10億12百万円。通期予想は据え置いた。
株式会社ヤマノホールディングス
2026年3月期 通期
和装宝飾や教育・リユース事業などを手がけるヤマノホールディングス(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、M&Aで加わった子会社の寄与と既存事業の回復で売上高が前期比5.4%増の147億24百万円、営業利益が同60.8%増の4億11百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益は同396.7%増の2億7百万円。ただ、子会社3社の取得関連費用93百万円やのれん償却、減損損失などで、利益は予想(営業利益5億円、純利益3億20百万円)を下回った。2027年3月期は営業利益3億12百万円(24.2%減)を見込む。
株式会社ひとまいる
2026年3月期 通期
酒類販売「カクヤス」グループのひとまいる(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、メーカー値上げの価格転嫁や個人飲食店の顧客獲得で売上高が前期比4.0%増の1,398億37百万円、営業利益が同10.7%増の19億71百万円となった。減損損失6億54百万円を計上したが、繰延税金資産の計上に伴う税負担の軽減で、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.2倍の11億75百万円。今期は他社商品も含めて配送する販売プラットフォームづくりの萌芽期と位置づけ、営業利益21億円、純利益6億50百万円(44.7%減)を見込む。
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント
2026年3月期 通期
ストレスチェックなど企業の健康経営を支援するアドバンテッジリスクマネジメント(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、前期に子会社化した2社の通年寄与と既存事業の成長で売上高が前期比16.0%増の99億23百万円となったが、人件費やソフトウェア償却費、新規事業への先行投資、一時的費用が増え、営業利益は同2.5%減の9億97百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同7.8%減の6億86百万円となった。第3四半期時点で据え置いていた通期予想(営業利益11億40百万円)を12.5%下回ったが、短信に予想との差異の説明はない。今期は営業利益12億40百万円(+24.3%)を見込み、年間配当を19円に増やす予定。
株式会社W TOKYO
2026年6月期 第3四半期
ファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」を運営するW TOKYO(非連結)の2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は、TGCの東京・地方開催や大型事業の収益計上が集中し、売上高が前年同期比38.5%増の40億27百万円、営業利益が同106.4%増の5億73百万円となった。四半期純利益は同125.2%増の3億63百万円。第4四半期は翌期に向けた事業基盤の整備に注力するため収益計上が減速する見込みとして、通期予想は据え置いた。
株式会社オンザページ
2026年12月期 第1四半期
ブライダル大手のオンザページ(旧ノバレーゼ、連結、IFRS)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、売上収益が前年同期比13.9%増の47億38百万円、営業損失は35百万円(前年同期は1億55百万円の損失)に縮小した。親会社の所有者に帰属する四半期損失は1億22百万円。4月1日にエスクリと経営統合して商号を変更しており、4月6日に公表した2026年12月期の予想では売上収益427億89百万円(前期比94.1%増)、営業利益30億円(同33.5%増)を見込む。
株式会社メンタルヘルステクノロジーズ
2026年12月期 第1四半期
企業向けに産業医サービスとクラウド型の健康管理システムを提供するメンタルヘルステクノロジーズ(連結)の2026年12月期第1四半期(2026年1〜3月)は、両事業の伸びで売上高が前年同期比20.3%増の17億47百万円となった一方、株主優待制度の創設に伴う個人株主の急増による費用やインクルード社の取得手数料で、営業利益は同16.2%減の1億7百万円となった。中期経営計画を見直し、目標年度を2028年12月期に1年延ばし、売上高目標を150億円に引き上げた。
株式会社ラバブルマーケティンググループ
2026年3月期 通期(5か月決算)
企業のSNSマーケティング支援を手がけるラバブルマーケティンググループ(連結)の2026年3月期は、決算期変更に伴う5か月間(2025年11月〜2026年3月)の変則決算となり、売上高13億2百万円、調整後EBITDA1億35百万円、営業利益57百万円、親会社株主に帰属する当期純利益29百万円だった。LINE運用支援のエルマーケとSNSマーケティング支援のライスカレーLSを子会社化した。2027年3月期は売上高35億37百万円、調整後EBITDA4億円を見込むが、M&A関連費用を見積もれないとして営業利益以下の予想は開示していない。
株式会社AViC
2026年9月期 第2四半期(中間期)
ネット広告の運用などデジタルマーケティングを手がけるAViC(連結)の2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)は、顧客の旺盛な需要に加え、2月から連結した株式会社Spicaの寄与で、売上高が前年同期比68.8%増の18億56百万円、営業利益が同39.4%増の4億75百万円、親会社株主に帰属する中間純利益が同31.1%増の3億24百万円となった。エンタープライズ顧客の獲得やSpicaの買収で期初計画を上回る見込みとして、通期予想を上方修正し、売上高を40億08百万円、営業利益を11億27百万円とした。
株式会社エアークローゼット
2026年6月期 第3四半期
月額制ファッションレンタル「airCloset」を運営するエアークローゼット(単体)の2026年6月期第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)は、売上高が前年同期比6.2%増の38億74百万円となったが、新規会員の獲得が想定を下回り、営業損失は2億56百万円(前年同期は1億27百万円の利益)、四半期純損失は2億59百万円となった。通期予想を下方修正し、営業損益を81百万円の黒字から2億17百万円の赤字に、売上高を57億16百万円から51億55百万円に引き下げた。自己資本比率は10.3%に低下した。
ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社
2026年3月期 通期
企業向けの人材開発研修を手がけるウィルソン・ラーニング ワールドワイド(連結)の2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)は、日本の大型案件や米国の増収で売上高が前期比13.8%増の19億21百万円となり、営業損失は70百万円(前期は3億93百万円の損失)に縮小したが、親会社株主に帰属する当期純損失は1億40百万円と赤字が続いた。短信には「継続企業の前提に関する注記」が付いており、会社は金融機関などからの新たな資金調達の見通しが得られていないとして、継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在すると認識している。今期の業績予想は未定。